BS‐TBSは4日、日中合作の情報番組「東京★上海流行通信~楽活好正点」を11月27日より毎週日曜昼12時30分放送すると発表した。民放レギュラーでは画期的な取り組みで、平本和生代表取締役社長は「開局以来のふしめ、歴史的なこと」と表現し、「これを出発点に大きなビジネスを考えていきたい」と話した。
ファッションなど日中両国の最新の流行情報を取り上げていく番組。中国・上海メディアグループ(SMG)傘下にあり、上海を中心に約1億3600万人の視聴者をカバーする若者向け地上波「星尚チャンネル(Channel Young)」と共同で制作される。
BS‐TBSは日本、星尚チャンネルは上海の最新情報を取材。編集は各国で別々に行われるが、出来上がった30分番組は両国で同時間帯に放送される。来日した星尚グループの鮑暁群(バオ・シャォチュン)CEOは「上海の若者は日本にとても興味を持っている。これで東京の最新情報を伝えることができる」と大きな期待を寄せた。
日本側の番組MCを務めるのは、モデルの岡本杏理。会見では特訓中という中国語で挨拶し「日中の友好に役立つことができれば。中国でどんなものが流行っているのか、私も学んでいきたい」と意気込んだ。