女装タレントのミッツ・マングローブが8日、都内で行われたテレビ初冠番組「ミッツ・マングローブの歌声デート」(歌謡ポップスチャンネル)の発表会見で、最近のヒット曲の傾向に苦言を呈した。「今の曲って“会いたい”が多すぎない?そんなに“会えない”の?通信手段が発達して、会えて当然と思っているんでしょうね」と手厳しく意見した。
新番組は、ミッツがホスト役を務め、70~80年代の歌謡界を代表するスターやアイドルと2人きりで語り合う音楽トーク・バラエティ。歌手としても活動し歌謡曲を愛するミッツならではの視点から、名曲誕生の秘話や意外な交流関係、今だから話せる暴露話などを聞き出していく。
「歌声デート」という番組名は、ミッツ自ら考案した。「“歌声喫茶”みたいな昔な感じが良いし、歌に携わっている人との1対1のコミュニケーションを表すものとして、ひらめいたの」。“デート相手”には、「自分の青春時代のアイドルに来ていただくのも楽しみだし、まったく触れてこなかった音楽関係の人と会うのも良いし。どなたがいらしても嬉しいわ」と微笑んだ。
7月4日より隔週月曜の午後10時ほかで放送。初回は研ナオコ、第2回は浅香唯がゲスト出演する。ミッツは「研さんは歌手としてもタレントとしても物心ついたときから好きだった。浅香さんは青春時代のアイドルの1人だから、私の心も思春期の頃に戻っちゃうかも」と嬉しそうに話した。
歌謡ポップスチャンネルでは、7月より他に、伝説の歌番組「歌のトップテン」、往年のアイドルのコンサート番組「ゴールデンライヴシリーズ」がスタートする。