AKB48の姉妹グループ・NMB48が、秋元康作詞のオリジナル曲「絶滅黒髪少女」で7月20日にCDデビューを果たすことが決まった。4日、東京都文京区のTOKYO DOME CITY HALLで行った公演で発表。大阪・難波の専用劇場を拠点に今年1月から本格的に活動を開始し、わずか約半年で大きな夢を実現した。
すでに地元・関西では売れっ子。劇場公演には、これまでに約3万人を動員。テレビ・ラジオなど各メディアで21本のレギュラーを抱える。この日の上京公演にも、会場満員となるファン約2000人が集結した。
ファンの声援を得て、狙うはCDシングル週間チャートの1位。ブラックマヨネーズ、南海キャンディ―ズの山里亮太ら関西出身のお笑い芸人からも応援メッセージが寄せられ、チャート1位を逃した場合は罰として“ブルマ公演”を行うことも決まった。
「絶滅黒髪少女」は、正統派の黒髪美少女をテーマにしたアップテンポな楽曲で、全員が黒髪のNMB48のうちチームNの16人が歌う。ダンスのラストでは、全員が正座し三つ指をついて深々とお辞儀をする。
4日の公演前に会見したNMB48。キャプテンの山本彩は「AKB48さんやSKE48さんが歌ったことのない曲調。ものにするのには時間はかかると思うけれど、自分たちの色に染めていきたい」と力強くアピール。上位進出も期待される「第3回AKB48総選挙」に向けては「選抜入りできたら嬉しい」と笑顔を見せていた。