上野に続いて六本木にもパンダがお目見え!? テレビ朝日の新マスコットキャラクター“ゴーちゃん。”が10日、東京・六本木の同局でお披露目された。地上波テレビのデジタル化に伴う、同局の新しいチャンネル番号“5”を象徴する存在で、サンリオと共同開発された。今後、テレビ朝日の情報番組やイベント、スポーツ中継などに登場するほか、グッズなども展開される。
“ゴーちゃん。”は、ハローキティのデザイナー・山口裕子氏がデザイン。エクスパンダ星からやってきたパンダ王子という設定で、正式名称は“ゴーエクスパンダ”。ハート型の鼻でハミングを奏で、大きな目で光を照らし、360度から聞こえる大きな耳で皆の思いを受けとる。また、パンダ離れした身体能力の持ち主で、空手2段の運動神経を誇るという。山口氏は「まだ地球にやってきたばかり。これから色んなことを覚えていくと思う」と笑顔で話した。
テレビ朝日とサンリオは、両社のノウハウを生かして国内外でキャラクター事業を共同展開し、“ゴーちゃん。”を時代と共に進化し広く世界とコミュニケーションできるキャラに育てると意気込む。
会見に出席した早河洋テレビ朝日社長は「“ドラえもん”や“クレヨンしんちゃん”も引き続き可愛がっていくが、“ゴーちゃん.。”はゼロから育てて、いずれハローキティのように世界中で愛されるキャラクターにしたい」とアピール。「(本物のパンダがいる)上野動物園に(“ゴーちゃん。”グッズの)バッグを持って行こうかな」と笑わせていた。