●天海祐希が落ちこぼれ捜査班のボスに就任
/フジ系、木曜10時新ドラマ「BOSS」会見
2009年04月07日
フジテレビ系の木曜10時の新ドラマ「BOSS」の記者会見が7日、都内で行われた。
主演の天海祐希は3年ぶりにフジテレビの連続ドラマに出演。天海演じる頭脳明晰でキレものながら恋愛下手な美人刑事が、特殊犯罪捜査チームの“BOSS”に就任し、その元に集まった落ちこぼれ集団を率いて難事件を解決していく。
会見で天海は、自身の役に「部下たちにチクチク言うけれど、その人の特性を見ながらのこと。何かあったらまず自分から動くし素敵だなと思う」と感想を語った。また役作りは「さらっと出来ていると見せるのが私たちの仕事。(苦労も)ないことはないけれど、トップシークレット」と敢えて語らずに自信を見せた。
そして、主人公をサポートする異端児的なキャリア官僚を演じる竹野内豊は「これまで刑事役を一番多くやってきたけれど、悩んで眉間に皺よせる役が多かった。思い切ってやってほしいという監督を全面的に信じて楽しんで演じたい」と新しい刑事像に向け意欲を語った。
「それぞれにとって“BOSS”はだれ?」という質問に、天海以外は「天海祐希」で一致。元気だけが取り柄の新人刑事役の溝端淳平は「現場を“絞めて”くれる」、クールでスマートな刑事役の玉山鉄二は「母のような懐の深さを持っている」と天海を表現。また、連ドラ初出演でゲイの刑事を演じるケンドーコバヤシは「僕の“BOSS”は五反田の女王様。天海さんは理想に近い。いつだって絞めてください」と下ネタで爆笑をとった。
4月16日より毎週木曜午後10時放送(初回のみ15分拡大)。 (09.04.07)
※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。