ジェネシス「座席数シェア」(26～27日)

ジェネシス「座席数シェア」(26～27日)

　ジェネシス（旧マインドベース）調べによる、週末２日間（11月26～27日）の「映画館の座席数シェア」がまとまった。このランキングは、週末２日間に上映された「延べ座席数」（延べ上映回数×上映スクリーンの座席数）における、各作品のシェアを算出したもの。

　公開初週「映画 怪物くん」が１館あたりの上映回数９・３回、上映１回あたりの平均座席数３３５・９席といずれも高水準となり、座席数シェア29・７％の圧倒的な数値となった。この数値は、２０１０年７月３日公開「踊る大捜査線 ＴＨＥ ＭＯＶＩＥ３ ヤツらを解放せよ！」の29・０％を上回り、邦画としては09年１月の調査開始以降の最大シェアとなった。その他の初週作品は、３位に「ハッピーフィート２ 踊るペンギンレスキュー隊」（９・７％）、８位に「アーサー・クリスマスの大冒険」（４・６％）といずれも３Ｄ作品がトップ10内にランクイン。また、トップ10圏外では「ハードロマンチッカー」が12位（１・７％）、「忌野清志郎 ナニワ・サリバン・ショー ～感度サイコー！！！～」が20位（０・５％）に入った。２週目「アントキノイノチ」は、上映１回あたりの平均座席数が３０５・０席→１６０・０席と落ち込み、７・１ポイントの大幅減となった。

　なお、ランキングの詳細など問合せは、同社（staff@mindbase.co.jp）まで。Ｗｅｂサービス「文化通信．Ｐｒｏ」にも詳細アップ。