【インタビュー】『KILLTUBE』栗林和明監督
13時48分
気鋭のコンテンツスタジオ「チョコレイト」が、製作費10億円規模の大作劇場アニメ『KILLTUBE』の制作に挑んでいる。
同作を制作するため、アニメーションスタジオの「STUDIO DOTOU(スタジオ怒涛)」を設立(KASSENとWACHAJACKとの合同チーム)。製作幹事をポニーキャニオンが務めることも決まった。現在(取材は2025年3月)は演出コンテが完成間近であり、2026年に映画完成予定、その後全世界劇場公開を目指している。
チョコレイトは2017年に創業され、コンテンツ企画を軸とした企業のプロモーションサポートを得意とする。一方で、その活動は広告の枠に留まらず、多くのエンタメを世に送り出しており、映画『14歳の栞』や『MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない』のヒットで映画業界からの注目度も年々高まっている。企業理念は「様々なかたちのエンターテインメントを生み出し、たのしみな未来をつくり出していく会社」だという。
そんなチョコレイトが、創業以来の大勝負に打って出たのが、3DCGをベースとした劇場アニメ『KILLTUBE』だ。現在まで江戸時代が続く日本を舞台に、決闘配信に挑む主人公たちを描くバトルエンターテインメント。1分間のパイロットフィルムを公開すると、そのユニークな世界観と疾走感あふれる映像に、日本にとどまらず世界中から期待の声が挙がっている。
このプロジェクトの大きな注目点は、オリジナル原作を育てていくための新しいチャレンジであることだ。人気漫画や小説を映画化することが必須になっている現在の映画業界で、新しい感性を持ったクリエイター集団のチョコレイトが大作オリジナル劇場アニメを作ったらどうなるのか――。その壮大な実験には、今後の映画業界にとって重要なヒントが隠されているかもしれない。同社取締役チーフコンテンツオフィサーであり、『KILLTUBE』の監督を務める栗林和明氏に、作品に込めた想いや狙い、戦略を聞いた――。
ゴールデンウィーク休業(2025年5月1日~6日)のお知らせ
12時45分
弊社のゴールデンウィーク休業つきまして、下記の通りお知らせいたします。
■ゴールデンウィーク休業期間
2025年5月1日(木)~2025年5月6日(火)
休業期間中にご連絡いただいたお問い合わせ等につきましては、2025年5月7日(水)以降、順次対応させていただきます。
ご不便をお掛けいたしますが、何卒ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。
なお、上記休業期間における「日刊文化通信速報」の休刊日につきましては下記リンクよりご確認ください。
■日刊文化通信速報 休刊日のお知らせ
株式会社文化通信社
【インタビュー】サーティースリー、新社屋移転とロゴ刷新で次のステージへ
10時15分
映画やアニメなどの宣伝を手がける、エンタメ業界専門のマーケティングエージェンシーである株式会社サーティースリーが、4月1日付でオフィスを移転した。さらに会社ロゴ、企業メッセージ、企業理念、ホームページまで刷新し、創業5年目の春に新たな一歩を踏み出した。
第3回新潟国際アニメーション映画祭レポート
10時14分
第3回新潟国際アニメーション映画祭(企画制作:ユーロスペース+ジェンコ)が、新潟市内の4会場を中心に3月15~20日の6日間開催された。本紙が取材した初日と2日目を中心にレポートする。