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レポート:第3回声優アワード&東京国際アニメフェア2009

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レポート:第3回声優アワード&東京国際アニメフェア2009

2009年03月30日
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【ノミネート作品 表彰】

〈個人部門〉(7名)

■美術賞 吉田昇「崖の上のポニョ」
 この度は、どうもありがとうございます。この作品は、観ているお客さんが楽しい気分になるような画面を目指して、かなりいろいろ試行錯誤を重ね、工夫をして作りました。今後とも、良い作品を目指して頑張りたいと思います。





■キャラクターデザイン賞 西尾鉄也「スカイ・クロラ」
 こんな立派な賞を頂くことができ、本当にありがとうございます。個人的な話なのですが、この春で、アニメーションの仕事に携わり20年になります。このような節目の年に賞を頂けて、舞い上がっております。個人部門の賞ということなのですが、アニメのキャラクターの魅力というのは、決して僕個人で出来るものではありません。参加してくださった皆さんのお陰だと思っています。そんな皆さんと、この喜びを分かち合いたいと思います。








■声優賞 福山潤「コードギアス 反逆のルルーシュR2」
 とてもドキドキしています。本当に面白い作品に、制作者のひとりとして関われた喜びと、それを多くの方々に観て頂いた喜びと、このように賞まで頂くことができた喜びと、いろんな喜びが詰まっていて、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。






■音楽賞 菅野よう子「マクロスF」(代理=フライングドッグ 佐々木史朗・代表取締役社長)
 本日は、急なレコーディングが入ってしまったため、今回こそはということではあったのですが、菅野さんは欠席となりました。皆さまによろしくお伝えくださいとのことです。私個人的には、昨今、アニメがJポップのプロモーションのツールのようになることが非常に多い中で、「マクロスF」というアニメ作品のために作られた音楽が、このような賞を頂けたことを嬉しく、誇りに思っております。







■脚本賞 大河内一楼「コードギアス 反逆のルルーシュR2」
 脚本というのは、とても評価することが難しい部門だと思います。なぜなら、脚本そのものがどんなに素晴らしくとも、その後に続くスタッフ、演出、作画、役者、音響…そういった人たちが力を発揮しなければ、素晴らしい作品にはならないからです。そういう意味で、僕は、スタッフに恵まれていると思います。今回の受賞も、そういったみんなと頂いたものと思い、感謝しています。今後もそういったみんなに、もう一度やりたいと言ってもらったり、もしくは、あの人と組みたいといってもらえたりする脚本家でいられるよう頑張りたいと思います。





■原作賞・監督賞 宮崎駿「崖の上のポニョ」(代理=スタジオジブリ 渡邊宏行・企画制作局局長代理)
 (宮崎駿監督は)どうしても都合が合わず欠席となりました。この場を借りて本人に代わり、お礼とお詫びを申し上げたいと思います。この作品は、作品の内容、アニメーションのスタイル含めて「野心的に作ろう」と企画の段階で宮崎監督が言っていました。子供が純粋に楽しめる作品になるよう、それをぶらさずに作るということ。それから、大胆なシーンを作るために線を積み重ねて、豊潤な劇場アニメーション映画を作ること。そういうことをずっと念頭に置きながら、常に迷い続けて作っていった思い出があります。そういった野心的な作品に対して賞を頂けて、本当に感謝しています。






〈海外劇場部門 優秀作品賞〉(1作品)

■作品名「カンフー・パンダ」
■受賞者 角川エンタテインメント 井原敦哉・劇場宣伝マーケティンググループ部長
 今まで登壇された皆さまと違い、外国映画ということで、我々は制作に関わることはできませんが、そのように海外で一生懸命に作られた方々のことを尊敬し、敬愛しながら、この作品を日本全国に知らせていくという仕事に携わることができます。そのために、本当にリサーチを何度も何度も重ねたり、これでいいのかと何度も迷ったりしながら、この映画のコピーを「自分を信じろ!」というものに仕立て上げました。最後にこのように賞を頂くことができたということで、コピーに相応しいものになったと、心から感謝をしております。また、海外のドリームワークスのスタッフにも感謝の気持ちを述べたいと思います。ありがとうございました。







〈国内劇場部門 優秀作品賞〉(1作品)

■作品名「崖の上のポニョ」
■受賞者 スタジオジブリ 星野康二・代表取締役社長(代理=同社 野中晋輔・制作業務局局長)
 スタジオジブリの長編作品は、この作品が丁度15本目になります。スタジオジブリは、基本的には映画作品のみ作ってまいりました。「映画」に対して特別な意義を感じながら作っております。これからも「映画」というものを意識しながら作品を作っていきたいと思います。






〈オリジナルビデオ部門 優秀作品賞〉(1作品)

■作品名「デトロイト・メタル・シティ」
■受賞者 東宝 藤原正道・取締役映像事業担当映像事業部長
 この作品は、同名の原作で、松山ケンイチさん主演で公開した実写映画の応援企画として作りました。実写映画の方が本家で、アニメが分家のようなものなのですが、実写の方は賞を頂けず、分家の方でこのような賞を頂くことができ、大変感謝をしております。ありがとうございました。






〈テレビ部門 優秀作品賞〉(2作品)

■作品名「コードギアス 反逆のルルーシュR2」
■受賞者 サンライズ 谷口悟朗監督
 この作品に力を貸して頂いた全スタッフならびにキャストのみならず、いろいろと協力して頂いた、オモチャ、ゲーム、出版、そして何よりも、支持しずっと応援してくれて我々のお尻をずっと押してくれたファンの皆さま方、この賞は、そういった全員に対して贈られたものだと理解しております。ありがとうございました。






■作品名「マクロスF(フロンティア)」
■受賞者 ビッグウエストフロンティア 河森正治総監督
 今回、「音楽賞」の菅野さんはじめ、テレビ班もCG班も背景も、それからキャストの皆さん、音響の皆さん、素晴らしい仕事で支えてくれました。「マクロス」は、27年前に最初にテレビでオンエアされて以来、十数年に一度くらい、次々と作品を発表して、5年前には「マクロスゼロ」でビデオの賞を頂き、今回また、テレビの賞を頂くことができ、本当にありがたく思っています。現在、「マクロスF」劇場版を鋭意制作中ですので、これからもよろしくお願いいたします。







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