東映ビデオ「E.YAZAWA～」、7/21発売

　東映ビデオは、「E.YAZAWA ROCK」ブルーレイ&DVD(発売元:東映ビデオ/販売元:東映)を7月21日(水)にリリースする。

　本作は、不世出のカリスマ、矢沢永吉の生き方を映し出すドキュメンタリー映画。楽屋での打ち上げ風景(70年代後半)、アメリカ一人旅(80年)、LAでのレコーディング(85年)、50歳バースデーライブ(99年)、武道館100回目ライブ(07年)など、数々の貴重な映像を交えて矢沢の30年間を追う。

　セル商品は、初回限定生産「プレミアムエディション」のブルーレイ(2枚組/税込7140円)、DVD(2枚組/税込6090円)、「通常版」のブルーレイ(税込5040円)、DVD(税込3990円)の計4種類をリリースする。同社宣伝部の渡部純子氏は、「弊社がアニメ、特撮以外でブルーレイを発売するのは本作が初めてです。ロックの頂点に君臨する矢沢さんの姿を追うこの映画こそ、ブルーレイ第1弾に相応しい作品だと考えました」と力を込める。

　「プレミアムエディション」には、劇中に登場する数々の矢沢語録や、矢沢の30年の軌跡を34Pに収めたオリジナル・ブックレットを封入。さらに、未公開映像集等の特典を収録しているほか、オリジナルアウターケース仕様で矢沢のコアファンに訴求する。また、「通常版」もブルーレイ、DVDの両フォーマットで発売。「矢沢ファンにはもちろん『プレミアムエディション』を選んで頂きたいですが、ファンでない方にもこの映画の良さを知って頂きたく、手にとりやすい価格帯の通常版も発売します。商品は矢沢さん本人の公認を得ており、クオリティにも自信ありです」と渡部氏。矢沢ファンのメイン層である40～50代男性はもちろん、若い層や女性にもアプローチする構えだ。

　劇場公開時に東映が行った満足度調査では、「大変良い」が78・3%、「まあ良い」が21・3%で、好意的な感想が99・6%をマーク。さらに95%がこの映画を人に勧めると答えており、作品の評価も上々だ。渡部氏は、「ファンの人にとっては、矢沢さんが30年前から全くブレていないことを再確認できる内容です。また、例え矢沢さんを知らない人が見ても、彼がトップを走り続けられる理由がわかる作品です。色々な人に見てもらいたいですね」と期待を寄せた。