アミューズソフト「龍馬伝」、9/22リリース
2010年07月09日
アミューズソフトエンタテインメント(ASE)は、NHK大河ドラマ「龍馬伝」完全版DVD&ブルーレイBOX1(発行:NHKエンタープライズ/販売元:ASE)を9月22日(水)にリリースする。
昨今の幕末ブームの牽引役とも言える坂本龍馬を福山雅治主演で描く本作は、現在第2シーズン(※全4シーズン)が放送中だが、早くもソフト化が決定した。これは大河ドラマ史上最速タイミングでのリリース。シーズンごとにBOXを発売予定で、今回はシーズン1(※DVD‐BOXは4枚組で税込2万5200円、ブルーレイBOXは4枚組で税込2万7720円)をリリースする。同社映像企画部 宣伝販促商品制作グループの吉富大グループマネージャーは、「従来の大河ドラマは前後編の2BOXで発売するケースがほとんどでした。しかし『龍馬伝』は4シーズンに分かれて放送されており、ソフトの発売も4回に分けることになりました。1年近くに渡って放送されるドラマですから、物語の半ばからファンになった方も大勢いるはず。このBOXで見逃していたシーンを確認して頂き、新シーズンの放送も楽しんでもらえれば」と話す。
また、本作は大河ドラマ史上初のブルーレイでも発売される。「ここに来てブルーレイのニーズも伸長していますし、発売に踏み切りました。ハイビジョン/プログレッシブカメラで撮影された作品なので、ブルーレイのハイクオリティ画像で堪能したい作品」(吉富氏)だという。
ターゲット層は幅広く設定している。吉富氏は「どの層にもアプローチが可能な作品だと思います」とし、大河ドラマファンのメイン層であるエルダー層に加え、「実は大河は30~40代女性にもファンが多いのが特徴。また、幕末、龍馬というファクターは30~40代の男性にストライクでしょう。映画ファン、映像クオリティに興味をお持ちの若い方にも訴求したいと思います」と狙いを語る。
本商品の発売を前に、「龍馬伝」は更に盛り上がりを見せそうだ。7月1日に「福山雅治 坂本龍馬写真集」(講談社刊)が発売され、それを記念した展覧会「福山雅治 坂本龍馬 写真と辿る旅」展が長崎、京都など全国で開催されるなど、関連イベント・商品の発売が目白押しだ。大きな話題を提供し続けているシリーズだけに、吉富氏も「より多くの方々に楽しんでいただける作品になれば」と意気込む。