「ファンボーイズ」、TSUTAYAで5/12レンタル
2010年01月15日
カルチュア・コンビニエンス・クラブは、「ファンボーイズ」DVDを5月12日(水)よりTSUTAYA独占レンタル開始する。
本作は、「スター・ウォーズ」(以下「SW」)の熱狂的なファンを描いた、SWファンによる、「SW」ファンのための映画。本国アメリカで2009年2月に限定で劇場公開されるなど世界各国で公開されたが、日本での公開は決定していなかった。しかし、日本の「SW」ファンによる公開希望の署名活動が勃発し、1000名を超える署名が集まったことから、同社が本作の権利を獲得。日本DVDリリースを決定した。この経緯について、カルチュア・パブリッシャーズ事業部宣伝販促部の川村静哉部長はこう話す。
「作品の存在は3年ほど前から知っていましたし、本作の動向を気にする他社さんもたくさんいたと思います。『SW』を扱った話題作ですから、弊社も当然狙っていましたよ。ただ、日本においてどれくらいの規模で、どのように展開するのかが悩ましく、権利取得に踏み切れないでいたのです。そんな時、『SW』ファンによる署名運動の存在を知りました。TSUTAYAとしては、ファンのこの熱い声に応えなければならないと思い、昨年の秋、ついに作品の取得を決めたわけです」。
また、TSUTAYAでは昨年秋より、未公開・ミニシアター作品等の優れた洋画名作にスポットを当て、大々的に展開する企画『TSUTAYAロードショー』を推進しており、「同企画の趣旨と『ファンボーイズ』の内容がマッチしたこともDVDリリースに至った要因の一つ」(川村氏)だという。
物語の舞台は、世界中の「SW」ファンが、待望の新作「スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス」の公開を待ちわびていた1998年。「SW」オタク仲間たちが、「死ぬ前に『エピソード1』を見たい」と願う末期ガンで余命わずかのライナスの願いを叶えるため、ジョージ・ルーカスの本拠地であるスカイウォーカー・ランチに侵入し、『エピソード1』のフィルムを盗み出そうと、車でアメリカ横断の旅に出るロードムービー。レイア姫役のキャリー・フィッシャーや、ダース・モール役のレイ・パークらもカメオ出演し、ジョージ・ルーカスも本作を公認している。
日本でのリリースにあたっては、『TSUTAYAロードショー』の目玉タイトルとして大きく展開し、署名を募ったファンたちとのPRイベントも検討中だという。今年は「スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲」の公開から30周年の記念年でもあり、今後「ファンボーイズ」への注目度もさらに増しそうだ。
「ファンボーイズ」(C)2008 The Weinstein Company,LLC. All rights reserved. Artwork (C) 2009 Weinstein Company.