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新オフィスレポート第3弾:新・日経スタジオ完成披露

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新オフィスレポート第3弾:新・日経スタジオ完成披露

2009年06月04日
討論専用のスタジオAGORAなどから世界に情報発信
 デザイン壁面のブルーウォールをガラス越しに活用
 日経グループの映像発信拠点として機能
討論専用のスタジオAGORAなどから世界に情報発信
デザイン壁面のブルーウォールをガラス越しに活用
日経グループの映像発信拠点として機能

  
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 日本経済新聞社グループの映像発信拠点として、大手町の新・日経本社ビル20階に建設され、5月7日より運用開始した「新・日経スタジオ」のスタジオ完成披露パーティーが5月27日に行われた。

 新・日経本社ビル20階には、日経CNBC、日本経済新聞デジタルメディア、日経ラジオ社の大手町スタジオ、日経映像・衛星放送本部のグループ各社が同じフロアに同居しており、その中に旧・日経スタジオ建設から20年ぶりの完全リフレッシュとなる「新・日経スタジオ」が完成。完全デジタル化しフルHDの映像を送出できる設備を備えた最新スタジオとなっている。


●世界へ情報発信可能な最新設備のスタジオに
    
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 同スタジオは、国内放送は日経CNBCのみならず、テレビ東京を通じて地上波系列各局、BSジャパンとも連動性を持ち、国際放送では米国の4大ネットワークのNBCの金融経済専門チャンネル「CNBC」とシンガポール拠点(CNBCアジア)を経由して結ばれているため、国内のみならず、CNBCネットワーク経由で世界108カ国、約4億の視聴可能世帯に日本のニュースを発信することが可能となっている。


 同スタジオのメイン設備は、日経CNBCのメインスタジオとなり連日14時間のLIVE番組が制作される「LIVEスタジオ」と、丸いテーブルを出演者が囲み討論を行う、討論専用のスタジオ「スタジオAGORA」の2つ。両スタジオともに、出演者用のテーブル以外はセットを作らず、スタジオ外のマシンルームやニュースセンター等のオフィス部分などもセットの一部に見立て活用するコンセプトとし、ガラス張りとなっている。そのため、オフィス部分の壁には、映像の背景として様々な活用が可能な、幅22メートルにもおよぶ豪華なデザイン壁画「ブルーウォール」があしらわれているのが大きな特徴。

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 同スタジオのコンセプトについて、持永秀樹・日経CNBC常務は「このスタジオは、設計段階で『5年後に何をやるかで設計は変わる』といわれ、日経らしいものは何が出来るだろうか、というところから考えた結果出来上がったもの。まずコンセプトはスタジオAGORAから固まった。我々の強みであるマーケット情報を扱っている部分を活かすため、株式市場の大引け後にすぐに今日はなぜそうなったのかを討論する番組をやろう、ということを考えた。ネーミングは、ギリシャ時代に討論をする場所であったアゴラからとったもの。このスタジオは従来の箱型のスタジオの発想はやめて、フロア全体をスタジオするという考え方で、(窓の外の風景も含め)様々な借景が可能で、様々なアングルが使えるものにしてあり、コンパクトだが機能的なつくりとなっている。このスタジオから、CNBCネットワークを通じて世界に情報発信出来るので、日経CNBCだからできることをやっていきたい。また、ライバルに絶対負けないという意気込みで、知恵を出し、日本一の番組を作っていこうと考えている」と説明した。

●ブルーウォール
    
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 幅22メートル豪華なデザイン壁画「ブルーウォール」は、日経CNBCのオフィス部分の壁として設置されている。ガラス張りのスタジオから、オフィス空間も番組の背景として活用されることになり、そのオフィスの壁が「ブルーウォール」となっている。この「ブルーウォール」は、世界各国の歴史的建造物や遺跡などをモチーフにした、(株)テレビ東京アートの力作で、斬新な映像作りに威力を発揮するデザインとなっている。古代ローマ人が、危機的な状況でもパニックを起こさず冷静を保ち、的確な判断が出来る幸運の色として捉えていたことから、青色が用いられたという。

    



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