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秀逸!『アメリカン・スナイパー』の特報 (vol.238)

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秀逸!『アメリカン・スナイパー』の特報 (vol.238)

2014年12月08日

クリント・イーストウッド監督の最新作だからでしょうか。自分の期待が2~3割増しのような気もしますが、現在映画館で放映されている『アメリカン・スナイパー』の特報が非常に良かったので、まだ観ていない方にご紹介したいと思います。

百聞は一見にしかず。まずは公式サイトで映像をご覧ください。

http://wwws.warnerbros.co.jp/americansniper/



この映画は、実在した伝説のスナイパーを、ブラッドリー・クーパー主演で映画化したもの。クーパーは10kgほど増量して撮影に臨んだそうで、恰幅が良くヒゲ面なのでいつもよりワイルドな感じですね。

特報の映像は、ライフルのスコープを覗きこむ主人公(クーパー)の顔のアップから始まります。鼻をすすったり、横にいる同僚の顔に笑みが浮かんでいるなど、戦場にいながらどことなくリラックス感が漂っています。向いのビルの屋上で男が携帯で話していても、まだ緊急性は感じられません。

ところが、そのビルの1階から母親らしき女と子どもが出てくると雰囲気が一変。スナイパーの鼓動が聞こえ始めます。女は何かを懐に隠し持ち、それを子どもに手渡します。イヤホンから聞こえる上司の指示は「お前が判断しろ」

スナイパーの脳裏には、戦争で犠牲になった同僚の亡骸が入った棺や入院中の仲間の姿と、愛する妻や子どもの姿が交互によぎっています。

仲間の部隊のもとに「何か」を持って駆け寄る子ども。仲間の安全を選び子どもを狙撃するのか、無邪気な子どもを信じて銃口をそらすのか。「間違ってたらコトだぞ」と耳元でささやく同僚。撃つのか、撃たないのか、スナイパーの早まる鼓動がピークに達し、指が引き金にかかったところでバン!と『アメリカン・スナイパー』のタイトルが出ます。

続きどうなるのよ!!? 特報の1分50秒間、1シーンだけでこれほど魅せるとは…。イーストウッド恐るべし。公開は15年2月21日。あと2ヵ月ちょっと、この続きは劇場で早々に確認しなければいけません!


平池アイコン(サイト用).gif平池由典(ひらいけ・よしのり) 映画部記者 兼 サイト事業部所属
 映画・DVDの取材を担当しています。“宇宙人が攻めてくる系”映画が大好物。趣味は競馬と映画鑑賞。当コーナーでは、競馬と映画を中心に自由につぶやいていきますので、良かったらご覧ください。

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