昨年のエリザベス女王杯から継続されていた大記録が、とうとう先週末で途切れました。当ブログで何度か取り上げている、「サンデー系種牡馬の産駒による毎週重賞勝ち記録」です。
→サンデー系種牡馬の毎週重賞勝ち記録、今週が大きな壁か (8月12日付)
→驚異的!サンデーサイレンス系産駒、今年は全週重賞勝ち (6月16日付)
先週はキーンランドC、新潟2歳S、新潟ジャンプSと3つの重賞が行われましたが、勝ち馬の父親はウォーエンブレム(ローブティサージュ)、キングカメハメハ(ミュゼスルタン)、サクラバクシンオー(エーシンホワイティ)と非サンデー系種牡馬が占めました。
これにより、昨年後半から43週間も続いていたサンデー系種牡馬の子供による毎週連続重賞勝ちがストップ。8月最終週は、今年初めてサンデー系種牡馬が重賞を勝たなかった週となりました。
改めて、金杯から続いていた今年の勝ちっぷりを下に記してみようと思います。
1月1週
中山金杯 ステイゴールド(オーシャンブルー)
京都金杯 ディープインパクト(エキストラエンド)
1月2週
シンザン記念 ディープインパクト(ミッキーアイル)
フェアリーS ネオユニヴァース(オメガハートロック)
1月3週
京成杯 デュランダル(プレイアンドリアル)
日経新春杯 ディープインパクト(サトノノブレス)
1月4週
京都牝馬S ディープインパクト(ウリウリ)
2月1週
根岸S ネオユニヴァース(ゴールスキー)
シルクロードS フジキセキ(ストレイトガール)
2月2週
きさらぎ賞 ディープインパクト(トーセンスターダム)
2月3週
京都記念 ネオユニヴァース(デスペラード)
クイーンC ネオユニヴァース(フォーエバーモア)
2月4週
ダイヤモンドS ハーツクライ(フェイムゲーム)
フェブラリーS ゴールドアリュール(コパノリッキー)
小倉大賞典 ディープインパクト(ラストインパクト)
共同通信杯 フジキセキ(イスラボニータ)
3月1週
アーリントンC ディープインパクト(ミッキーアイル)
中山記念 ハーツクライ(ジャスタウェイ)
阪急杯 ダイワメジャー(コパノリチャード)
3月2週
チューリップ賞 ディープインパクト(ハープスター)
3月3週
中日新聞杯 ディープインパクト(マーティンボロ)
中山牝馬S ゴールドアリュール(フーラブライド)
3月4週
フラワーC ゼンノロブロイ(バウンスシャッセ)
スプリングS フジキセキ(ロサギガンティア)
阪神大賞典 ステイゴールド(ゴールドシップ)
3月5週
日経賞 ハーツクライ(ウインバリアシオン)
毎日杯 ブラックタイド(マイネルフロスト)
高松宮記念 ダイワメジャー(コパノリチャード)
4月1週
ダービー卿CT ダイワメジャー(カレンブラックヒル)
大阪杯 ディープインパクト(キズナ)
4月2週
阪神牝馬S ディープインパクト(スマートレイアー)
桜花賞 ディープインパクト(ハープスター)
4月3週
アンタレスS ゼンノロブロイ(ナムラビクター)
皐月賞 フジキセキ(イスラボニータ)
4月4週
フローラS ゼンノロブロイ(サングレアル)
マイラーズC ディープインパクト(ワールドエース)
5月1週
天皇賞春 ステイゴールド(フェノーメノ)
5月2週
NHKマイルC ディープインパクト(ミッキーアイル)
5月3週
ヴィクトリアマイル ディープインパクト(ヴィルシーナ)
5月4週
平安S アドマイヤボス(クリノスターオー)
オークス ハーツクライ(ヌーヴォレコルト)
京都ハイジャンプ ダイタクリーヴァ(ルールプロスパー)
6月1週
ダービー ハーツクライ(ワンアンドオンリー)
目黒記念 ステイゴールド(マイネルメダリスト)
6月2週
安田記念 ハーツクライ(ジャスタウェイ)
6月3週
エプソムC ディープインパクト(ディサイファ)
6月4週
ユニコーンS ゴールドアリュール(レッドアルヴィス)
函館SS マンハッタンカフェ(ガルボ)
6月5週
宝塚記念 ステイゴールド(ゴールドシップ)
東京ジャンプS ステイゴールド(メイショウヨウドウ)
7月1週
ラジオNIKKEI賞 マツリダゴッホ(ウインマーレライ)
CBC賞 フジキセキ(トーホウアマポーラ)
7月2週
七夕賞 ハーツクライ(メイショウナルト)
7月3週
函館記念 マンハッタンカフェ(ラブイズブーシェ)
7月4週
中京記念 フジキセキ(サダムパテック)
エルムS スペシャルウィーク(ローマンレジェンド)
8月1週
小倉サマージャンプS ディープインパクト(メイショウブシドウ)
クイーンS ディープインパクト(キャトルフィーユ)
8月2週
小倉記念 ディープインパクト(サトノノブレス)
8月3週
関屋記念 ダンスインザダーク(クラレント)
8月4週
札幌記念 ディープインパクト(ハープスター)
いや~凄いですね。特にディープインパクト産駒は20勝も挙げています。先週末で記録こそ途切れてしまいましたが、新潟2歳SやキーンランドCも2着馬はサンデー系種牡馬の産駒。さらに、新潟2歳Sを勝ったミュゼスルタン、新潟ジャンプSのエーシンホワイティとも母系にサンデーが入っており、その影響力の強さには改めて驚かされます。