TOHOシネマズが主催し学生有志で企画・運営され、今年第6回目を迎えた「TOHOシネマズ学生映画祭」が、3月18日に東京・お台場シネマメディアージュで開催される。実写ショートフィルムと短編アニメーションの2つの部門に寄せられた学生映画全207作品から選ばれた優秀作が上映され、最終審査を経てグランプリなど各賞が決まる。
ショートフィルム部門の最終ノミネートは7作品で、バンタンデザイン研究所と慶応義塾大学が2作品ずつ輩出。日本大学芸術学部、映画美学校と常連校の作品も残っている。ラインナップは、日本大学芸術学部『一瞬の時を』、映画美学校『いでよ 空』、バンタンデザイン研究所『宇宙と風船ガム』、慶応義塾大学『ひとりぼっちの世界』、バンダンデザイン研究所『約束の破り方』、慶応義塾大学『夜明けまで』、青山学院大学『HOME』。
短編アニメーション部門の候補は6作品。大阪芸術大付属大阪美術専門学校、京都造形大学、成安造形大学など関西勢の活躍が目立つ。また、海外勢も2作品がノミネートされた。ラインナップは、平安造形大学『想起モノクローム』、大阪芸大付属大阪美術専門学校卒『達磨』、The Arts University College at Bournemouth卒『土の中の僕たち』、京都造形大学卒『抱卵の日』、大阪芸大付属大阪美術専門学校卒『道端の亀』、University for the Creative Arts at Farnham卒『When I was young...』。
最終審査員は、日本テレビの奥田誠治氏、ロボットの梶原富治氏、東宝の山内章弘氏、映画監督・アニメ演出家の山本寛氏、映画監督の大谷健太郎氏が務める。両部門でグランプリと準グランプリが選出され、全体から1作品にROBOT賞が贈られる。
あわせて、業界人ゲストを招いて「映画・映像業界を目指す学生へ」と題したトークセッションも行われる。13時30分開場で14時開始、19時に終了予定。入場無料。
>>「TOHOシネマズ学生映画祭」公式サイト