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松竹「アントキノイノチ」、瀬々監督からの手紙に岡田将生が涙

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松竹「アントキノイノチ」、瀬々監督からの手紙に岡田将生が涙

2011年11月21日

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 松竹配給「アントキノイノチ」が19日に公開された。丸の内ピカデリー1では岡田将生、榮倉奈々、原田泰造、松坂桃李、そして瀬々敬久監督が登壇し、800人の観客を前に初日舞台挨拶を行った。

 同作品は、心に傷をもった杏平(岡田)とゆき(榮倉)が出会い、「遺品整理業」という職業を通して、惹かれあい、心を通わせていくラブストーリー。

 岡田は、まず「元気ですかー!」と客席に呼びかけ、「初日を迎えられて本当に嬉しいです。皆さんに早く観ていただきたかったので、すごく緊張してます」と挨拶。榮倉は「この映画は、TBSさんと松竹さんで“恋愛映画”として打ち出しているのですが、その映画を社会派の瀬々さんが撮影していて、そこに瀬々さんの哲学が入っている、そのバランスが私はとても好きです」と語った。

 瀬々監督は「ここにいる素晴らしいキャストとスタッフのおかげで素敵な映画が出来たと思います」と述べた上で、壇上の俳優4人の仕事ぶりを、1人ずつ丁寧に語った。

 同作品公式HPでは「アントキノエガオ」と題して「思い出のエガオ」を募集し、また、主題歌のGReeeeNも5月~9月に行った「Green boys Project」で笑顔や希望、願いがこもった写真を世界中から集めた。この2つのプロジェクトで集まった笑顔の写真でモザイクアートが作成され、この日に初披露された。モザイクアートは、およそ1万枚の写真で作られ、たくさんの笑顔で杏平とゆきの、しっかりとつながれた手が表現されている。

 このモザイクアートをバックに、フォトセッションタイムに移行。そこで、サプライスとして、瀬々監督から岡田に対する手紙が読み上げられた。さらに、榮倉、原田、松坂の3人から花束とメッセージが贈られると、岡田は感きわまって大粒の涙を流した。

 岡田は「僕はこの映画に参加できて本当に良かったと思っています。こうしてずっと、キャスト、スタッフ、友人家族みんなに支えられて…。撮影中に震災があって、すごく辛くて、『撮影してて、いいのかな』とずっと思っていました。でも、この映画を通して、命の大切さや、人と人との繋がりなどを皆さんに届けられると信じて、この映画を作りました。皆さんに僕たちの愛のこもったメッセージが届いていればすごく嬉しいです」と涙ながらに語り、舞台挨拶を締めくくった。

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