今年6月11日に肺がんのため亡くなった作曲家・中川博之氏(享年77)のお別れの会が30日、東京・内幸町の帝国ホテルで開催された。
代表曲「さそり座の女」をはじめ数々の中川作品を歌った歌手、美川憲一は「中川先生の歌を沢山、大切に歌ってきて『さそり座の女』と出会い、そのことで今の自分があると思っています。まだまだ先生の作品を歌っていきたかった。歌の心を大事に、歌い続けていきたい」と歌手を代表してお別れの言葉を述べた。
中川氏は1963年に作曲家としての活動を開始。「ラブユー東京」「さそり座の女」「好きですサッポロ」など多数のヒット曲を手がけた。今年、作曲生活50周年というメモリアルイヤーを迎えていた。