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氷川きよし、“満天”の1年過ごし15周年へ

【FREE】氷川きよし、“満天”の1年過ごし15周年へ

2013年12月20日
 長良プロダクション所属の演歌歌手、氷川きよしが18日と19日、毎年恒例のクリスマスコンサート「氷川きよし スペシャルコンサート きよしこの夜 Vol.13」を、東京国際フォーラム・ホールAで行い、来年のデビュー15周年への意気込みを語った。

 初心に返りさらに精進を重ねる。ステージ上から、初日昼公演では、ファンに向け「僕一人の力じゃ何もできませんが、皆さんが一緒に “氷川きよし” 号に乗って下されば、また素敵な景色をいっぱい見られると思います。僕はとにかく一生懸命に歌を歌って、皆さんのお心にお届けしてまいりたいと思います」。

 また囲み取材では、「周囲の状況はすごく変わりましたが、僕自身は何も変わっていないので、 “氷川きよし” の歌を守るために、一生懸命頑張っていきます。年相応の “氷川きよし” を愛してもらえるように、支えて下さったファンの皆さんと共に15周年を迎えたいと思います」と力を込めた。

 2001年のスタート以来、13回目となった「きよしこの夜」。2日間4公演で2万人を動員。最新曲「満天の瞳(ほし)」(8月28日発売=日本コロムビア)をはじめ、最新アルバム「演歌名曲コレクション19~満天の瞳(ほし)」(11月20日発売=同)収録曲など全22曲で、熱狂の渦となった。

 オープニングから「満天の瞳」。自身2年連続8回目となる日本有線大賞に輝き、日本レコード大賞優秀作品賞選出、大みそかNHK紅白歌合戦で歌唱も決まった楽曲を、近未来風のサイバースーツ姿で披露した。その後、短パン姿、ビストロ風衣装、袴装など8変化。「ステージに点を付けるとすれば、 “満点” です」。

 2013年は、1月16日の東京・八王子オリンパスホールから始まったコンサートツアー全国60カ所120公演、6月の明治座1カ月公演43公演、そしてこのクリスマスコンサート4公演を合わせ、計171公演を走り抜けた。あらためてファンに感謝。

 大みそかの紅白歌合戦は、14年連続14回目の出場となる。「心をこめて歌わせていただきます」。北島三郎の紅白引退については「寂しい」とこぼし、「昨年の紅白のオープニングで北島先生の手をとって階段を降りさせていただいた。あの手の温かさは忘れられない」。北島のような歌手になりたいと力を込め、「今年も手をつながせていただきたい」と語っていた。
※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。