内モンゴル出身の歌手、オルリコが8日、東京・恵比寿天窓Switchで定期ライブ「風ノ詩Vol・4」を開催した。
映画「009 RE:CYBORG」の神山健治監督から「神の声をイメージしました。是非歌って頂きたい!」と直々にオファーを受け劇中ボーカルを担当。映画は10月27日に全国63館で公開され1週間で動員10万人を超える大ヒットの出足となり公開館数の拡大が決定。オルリコの歌声にも注目が集まっている。
オルリコはオファーを受けた時の気持ちについて「びっくりしました。私でいいの?と。でも嬉しかったです」。レコーディングの時、監督からの指示は「高い音を出すときモンゴルではこぶしを入れますが監督には真っ直ぐ歌って欲しいと言われました。アニメを見ながらレコーディングをしました。貴重な経験をさせて頂きました」。完成した映画を観た感想は「試写会で観ました。迫力のある映画。もう1度見たいです。自分の声のところは恥ずかったです」と話していた。
4回目となる今回のライブは、オルリコ自身が選曲の段階から制作に関わり、ゲストミュージシャンとして妹で馬頭琴奏者のイラーナも参加。「寒い季節になってきたので、皆さんの心が温まるようなライブにしたいです」と話し、最新曲「あいたくて」(7月25日発売=キングレコード)や日本の名曲、故郷モンゴルの歌など全16曲を熱唱しファンを魅了した。