【FREE】蜷川実花&西川美和監督がロンドンで初対面
2012年10月16日
現在開催中の第56回ロンドン映画祭に『ヘルタースケルター』(アスミック・エース配給)を正式出品した蜷川実花監督が、12日(金)の公式上映に合わせて渡英、舞台挨拶と来場者とのQ&Aを行った。
さらに、同映画祭に同じく最新作『夢売るふたり』(同)を正式出品し、渡英した西川美和監督と初対面も実現。女性監督で、名前も実花と美和、イニシャルもMNと共通点の多い二人だが、会うのはロンドンの地が初めて。スケジュールの都合上、長い時間を共にすることは叶わなかったものの、日本を代表して参加した映画祭で、お互いの健闘を讃え合った。
蜷川監督は同映画祭に初参加ながら、『ヘルター~』上映のチケットは即完売という人気の高さが話題に。舞台挨拶では大きな拍手と歓声で盛り上がった。西川監督も同映画祭に初参加。『夢売る~』もチケットが即完売し、上映に先立ち行われた舞台挨拶では、かつて是枝裕和監督の下で助監督をしていた頃に観光でロンドンにいた際、是枝監督の『誰も知らない』(04年)が同映画祭で上映され、師匠の作品が映画祭で上映されるのを指をくわえて見ていたというエピソードを告白。今回、自身の監督作が同映画祭で上映された事に喜びを爆発させた。
※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。