演歌歌手・大石まどかが27日、最新シングル「うちわ」(5月30日発売=日本コロムビア)の発売記念イベントを東京・山野楽器銀座本店で行った。
大石自身が発案したイベントで、CD購入者の中からファン50組100名を招待。「うちわ」の作詞家で日本有数のうちわコレクターでもある辻哲二氏を招き、会場には辻氏が日本だけでなく世界各国で収集した色とりどりのうちわ200種がずらり。うちわ談義で盛り上がった。
大石は「土地土地にあったうちわなんかがあって、奥が深い。これを皆さんに是非知っていただきたい」、また「新曲『うちわ』の歌詞をいただいたとき、悲しい歌なんですが、悲しい淋しいという言葉がひとことも出てこない。歌えば歌うほど、聞けば聞くほど、昔懐かしい温かさを感じて、歌えば歌うほど感情が入っていくんです」と語っていた。
ステージ上には、この日のために辻氏が制作した「まどか」の文字と日本コロムビアのロゴマークが描かれた “紅白” の大判うちわが飾られた。大石は「年末はずうっとスケジュールをあけています。サンミュージックの演歌歌手大石まどかとして紅白に出場したい」と力を込めていた。アコースティックギターでの「うちわ」の歌唱など、趣向を凝らした内容で全6曲を披露した。