演歌歌手・冠二郎が3日、埼玉県秩父郡の皆野町文化会館で歌手生活45周年記念コンサートを行った。冠は隣町・秩父市の出身とあって、600席の会場は昼夕2回とも満席。冠は「故郷の皆さんにお会いできて感無量です」と挨拶し、藤あや子が “小野彩” のペンネームで作曲した歌手生活45周年記念曲「ここ一番 男花」(発売中=日本コロムビア)など全16曲を熱唱した。
「故郷で45周年という節目のコンサートができて本当に嬉しかった」、また「収益金の一部を秩父市に寄付させていただきます」。新曲「ここ一番 男花」を「踊ってよし、歌ってよし、聴いてよしという3拍子そろった人生の応援歌です」とアピール、50周年に向け「声が出る限り歌い続けていきたい」と意気込んだ。