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「マーガレット~」ストリープ来日会見

【FREE】「マーガレット~」ストリープ来日会見

2012年03月08日
フィリダ・ロイド監督と来日会見に臨んだストリープ(左) フィリダ・ロイド監督と来日会見に臨んだストリープ(左)

 ギャガ提供・配給「マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙」の主演メリル・ストリープとフィリダ・ロイド監督の来日記者会見が7日、都内ホテルで開催された。

 英国史上初、かつ唯一の女性首相マーガレット・サッチャー。本作は、妻として、母として、国のリーダーとして、力の限り戦い続け、 “鉄の女” と呼ばれたひとりの女性の感動の物語。女優メリル・ストリープが全身全霊でサッチャーを演じ、第84回米アカデミー賞で見事主演女優賞とメイキャップ賞をW受賞するなど、数々の映画賞を獲得している。フィリダ監督とは「マンマ・ミーア!」に続くタッグで、共演はジム・ブロードベント。日本では、3月16日(金)よりTOHOシネマズ日劇他にて全国ロードショー。会見の後半には、本作のヒットを祈願し、樽酒で鏡開きが行われた。また前日には、TOHOシネマズ六本木ヒルズでプレミア試写会も行われ、舞台挨拶を行った。

▼メリル・ストリープ
 私はアメリカ人で、イギリス人にとってはアウトサイダーであり、愛されたと同時に憎まれたサッチャーという女性を演じることは難しく、上手くフィットしていくことを俳優として求められた。存命の方であり、演じることは非常に責任があるので、正確であること、真実に近い役を作っていくことを心がけた。公の人物で、政治家であるが、彼女の人生と自分の人生を重ね合わせるように、彼女の日常も見つめているのがこの作品の魅力だと思う。私自身も学ぶ機会を得ることが出来た作品だった。

※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。