「キリン～」好調、舞台挨拶も盛況に

　インターフィルム配給「キリン ＰＯＩＮＴ ＯＦ ＮＯ‐ＲＥＴＵＲＮ！」は３日より池袋シネマ・ロサで公開され、好調なスタートを切った。初日は、初回の５時間前に１７０席が完売（窓口発売開始後約１時間）。当初予定になかった２回目でも、キャストの計らいで急遽舞台挨拶が決まり、このチケットも１時間前に完売した。

　上映後の舞台挨拶では、観客から大鶴義丹監督や役者に賞賛の声が次々とかけられ、会場は熱気の渦。主演の真木蔵人は、１年前の出演の経緯を「ボランティア（３・11大震災）で忙しかったから、乗り気じゃなかった」と、当時の苦しい気持ちを吐露。また、大病を患いながら復帰を果たした夏木陽介も登壇し、「若い役者（久保田悠来）から挑発されるシーンで、思わず本気でやり返しそうになった」と告白した。