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「神様のカルテ」、櫻井、宮崎ら会見

【FREE】「神様のカルテ」、櫻井、宮崎ら会見

2011年07月27日
「神様のカルテ」宮崎あおい 「神様のカルテ」宮崎あおい

 東宝配給「神様のカルテ」の完成披露会見が25日、東京の六本木ヒルズアリーナで行われ、キャストの櫻井翔、宮崎あおい、要潤、吉瀬美智子、岡田義徳、朝倉あき、池脇千鶴、原田泰造がリムジンに乗って登場。劇中のシーンをイメージしたピンクカーペットを桜吹雪が舞うなか歩いてステージに登壇し、共演の加賀まりこ、柄本明、深川栄洋監督が合流した。

 地方医療の現実とその中で成長していく一人の医師の姿を、軽妙な語り口と心温まる感動で紡ぎ出した長野県在住の現役医師・夏川草介のデビュー小説は、2010年度本屋大賞第2位、第10回小学館文庫小説賞を受賞した。本作はその感動小説を、櫻井、宮崎の初共演で映画化。命の意義を温かく照らす、優しい愛情に満ち溢れた感動のヒューマンドラマとして完成した(128分)。

 脚本は、ドラマ「チーム・バチスタの栄光」などの後藤法子。テーマ曲はピアニストの辻井伸行(エイベックス・クラシックス)が作曲し、演奏している。音楽は、「いま、会いにゆきます」などの松谷卓(オリジナル・サウンドトラック/EPICレコードジャパン)が手掛けた。

 製作は、東宝、博報堂DYメディアパートナーズ、小学館、ジェイ・ストーム、日本出版販売、朝日新聞社。製作プロダクションは東宝映画。製作は、市川南/小林昭夫/大西豊/藤島ジュリーK./石田耕二/町田智子。製作統括は塚田泰浩。企画プロデュースは山内章弘/春名慶。プロデューサーは阿部謙三/澁澤匡哉/川田尚広。プロダクション統括は金澤清美。8月27日(土)より全国東宝系でロードショー。

櫻井翔 僕にとっては沢山の挑戦がありました。悩み、苦しみましたが、今振り返ると、それが自分の財産になっています。スタッフ・キャストみんなのお陰でゴールまで辿り着けました。一人で生きていかなくていいんだと教えてくれる、穏やかで優しくて温かい作品です。

宮崎あおい 撮影中はこんなにも悩まなくていいのかと思うほど、本当に幸せで、穏やかな日々のいい時間を過ごすことが出来ました。ちょっと不器用で上手く生きられない人々が登場しますが、そんな不器用さを個性だと思って大事にして欲しいと教えてくれる作品です。

深川栄洋監督 撮影中は皆さんの輝いている部分が見えなかったので、今こんなにスターが多かったのかとビックリしています。人間の心の闇であったり、命の意義、人間らしい温かさといった部分を描いているので、楽しんでもらえたらと思います。

※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。