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アークF「TAKAMINE~」披露試写

【FREE】アークF「TAKAMINE~」披露試写

2011年05月19日
左から、渡辺、長谷川、田中 左から、渡辺、長谷川、田中

 アークフィルムズ配給「TAKAMINE アメリカに桜を咲かせた男」(製作:北國新聞社+富山新聞社+Rei23)の完成披露試写会が17日、東京・東新橋のスペースFS汐留で行われ、主演の長谷川初範、渡辺裕之、田中美里が舞台挨拶に登壇した。

 本作は、今から約100年前にアメリカに桜を贈る立役者となった化学者・高峰譲吉博士を描いた壮大な物語。消化酵素タカヂアスターゼの発見、止血剤アドレナリンの結晶化など、ノーベル賞級の偉業を果たした一方で、日米親善にも心血を注いだ高峰博士を演じた長谷川は「演じられて本当に名誉だった」と感慨深げ。さらに、「つい100年前に日本を豊かにするために一生懸命に生きた人物がいた。(東日本大震災後の)この国難の時代、色んなことを感じてもらえると確信している」と語った。

 高峰博士の生まれ故郷・金沢など国内だけでなく、海を越えハリウッドでの撮影も敢行した。官僚・金子堅太郎役の渡辺は「ハリウッドでの撮影はとても楽しかった。エキストラも全員がプロの役者でさすがだなと思った」。一方、作家・麻績村貴子役の田中美里は「英語が話せないので大変だった」と笑わせていた。なお、舞台挨拶に先駆けて、市川徹監督と主題歌「SAKURA SAKURA 幸せの架け橋」を歌った白井貴子らがトークショーを行った。5月28日より有楽町スバル座ほかで全国順次公開。

※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。