閲覧中のページ:トップ > 映画ニュース >

「手塚治虫の~」、吉永ら舞台挨拶

【FREE】「手塚治虫の~」、吉永ら舞台挨拶

2011年05月13日
「手塚治虫のブッダ」完成披露試写会 「手塚治虫のブッダ」完成披露試写会

 東映=WB配給「手塚治虫のブッダ‐赤い砂漠よ!美しく‐」の完成披露試写会が11日夜、丸の内TOEI(1)で行われ、森下孝三監督、声優を務めた吉永小百合、堺雅人、観世清和(能楽観世流二十六世家元)、吉岡秀隆、黒谷友香、観世三郎太、メインテーマを尺八で演奏する藤原道山が上映前の舞台挨拶に登壇した。(写真は前列左より吉岡、吉永、堺、観世清和、後列左より森下監督、黒谷、観世三郎太、藤原)

 本作は、巨匠・手塚治虫が10年を費やして完成させた作品を、3部作で映画化する壮大なプロジェクトの第1弾。5月28日(土)より全国公開。

森下孝三監督の話 パンフレットには『実動5年』と書いてあるが、4月まで絵を描き直しており、(実質)6年近くかかった。これが3部作となると、自分は何歳になるのかと考える(笑)。『ブッダ』というタイトルだと、宗教的なイメージを持たれる方もいるが、私はこの映画を「命のドラマ」と銘打ち、シッダールタの周りにいる人々を描いた。観終わった後は、『ブッダ』との距離がかなり近く感じると思う。

吉永小百合の話 手塚治虫さんの作品は昔から大好きだったので、関わることができて嬉しい。素敵な息子(役)の堺雅人さんとワクワクしながらスクリーンを見つめ、演じさせて頂きました。

※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。