東宝配給「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」(製作:『もしドラ』製作委員会)の完成披露イベントが10日、東京の六本木ヒルズアリーナで行われ、キャストの前田敦子(AKB48)、瀬戸康史、峰岸みなみ(AKB48)、池松壮亮、川口春奈、大泉洋が劇中で使用したセーラー服と野球のユニフォーム姿で野球場をイメージした人工芝のグリーンカーペットを歩いて登場、ステージ到着後、田中誠監督も登壇した。(写真は、左より田中監督、池松、峰岸、前田、瀬戸、川口、大泉)
本作は、累計発行部数250万部突破の岩崎夏海による同名ベストセラー小説(ダイヤモンド社刊)を映画化した感動の青春映画。弱小野球部のマネージャーになった女子高生が、経営学の父P.F.ドラッカーの名著「マネジメント」に出会い、 “甲子園出場” という最大の目標の実現に挑んでいくという物語。
総合プロデュースを秋元康、脚本を原作者の岩崎と田中監督が手掛けた。音楽は服部隆之。主題歌はAKB48「Everyday、カチューシャ」(キングレコード)。挿入歌は前田敦子「Flower」(同)。企画監修は吉田正樹事務所。制作協力は東宝映画。製作プロダクションはファインエンターテイメント。6月4日(土)より全国東宝系にて公開。なおイベント終盤、女子マネージャーと頑張るスポーツクラブの面々がユニフォーム姿で、プラカードを持ってキャストの後ろに並んでのフォトセッションを行い、前田が甲子園さながらの宣誓を行った。
▼前田敦子 夏の青春映画として、心あたたまる、感動してもらえる作品だと思います。学生の皆さん、野球をやっているマネージャーの皆さんにも見てもらいたいですが、 “マネジメント” は普通に生きている中で役に立つ言葉が詰まっているので、多くの人の役に立つ作品だと思います。
▼大泉洋 本当に何も考えずに凄く気持ちよく感動できる作品。大変な時ですが、僕らは少しでもエンタテインメントを届け、楽しんでもらいたいと思っています。
▼田中誠監督 『マネジメント』の初版を買っていたので、まさか自分が映画化するとは思いもよらず、縁を感じている。映画化し甲斐のある話題作を手がけるチャンスをもらえて嬉しかった。日本が非常に厳しい状況の中で頑張ってきて、昨日出来上がったばかりだが、意外と出来がいい。この作品は女の子が男の子を誘っても間違いないし、女の子同士でも楽しめる、わかりやすい作品。