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スカパーJ、通信衛星サービスの支援対応

【FREE】スカパーJ、通信衛星サービスの支援対応

2011年03月18日
 スカパーJSATは、東日本大震災の復旧への支援対応として、現在利用の申し込みが急増している通信衛星サービスについて、報道機関の随時利用にも全て対応するほか、災害復旧に役立つ関係各機関への利用を優先的に割り当てている。

 衛星通信サービス利用については、(1)警察庁・防衛省・関係各省庁・通信キャリアおよび米軍など災害復旧のための各機関の利用を最優先として、トランスポンダ(衛星中継器)の割り当てを実施している。(2)東北電力をはじめ電力会社間の利用帯域の融通に関しては、積極的に支援するとともに、スカパーJSATが保有するスーパーバードB2衛星の空き帯域を優先的に割り当てている。(3)報道機関の随時利用の急増に関しては、全て対応するとともに、新規に関しては、比較的余裕があるJCSAT‐5A衛星へ割り当てている。

 また、スカパーJSATが提供するVSATサービスについては、現在保有する超小型可搬地球局(8式)を支援要請に応じて、随時貸し出すことにしている。これにより、被災地から、電話だけでなくインターネット/ビデオなどの通信が可能となり、迅速な復旧支援に対応が可能。
※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。