閲覧中のページ:トップ > 音楽ニュース >

伊勢谷友介監督第2弾「セイジ~」正月公開

【FREE】伊勢谷友介監督第2弾「セイジ~」正月公開

2011年03月18日
 ★第一回監督作品「カクト」(03年)に続く、伊勢谷友介の監督第二作目「セイジ‐陸の魚‐」(企画・製作:キノフィルムズ)は、2012年正月、テアトル新宿他全国順次ロードショーと決定した。

 ▼本作は、太宰治賞作家・辻内智貴のロングセラー小説を映画化するもの。西島秀俊、森山未來が初共演するほか、裕木奈江、新井浩文、津川雅彦らが出演する。

 ▼(あらすじ) 今はもう寂れてしまった国道沿いの一軒のドライブイン、今から20年前、大学最後の夏休みに自転車で一人旅をしていた「僕」(森山)は、そのドライブイン「HOUSE475」で、不器用だが、ただ純粋に生きる男・セイジ(西島)と出会った。「生きるって何だ」「人生っていったい何だ」。そんなことを考えながらも気のおけない仲間たちと楽しく過ごしていたある日、小さな町に凄惨な事件が起きる―。

 ▼スタッフは、監督・共同脚本:伊勢谷友介、脚本:亀石太夏匡・石田モトキ、原作:「セイジ」辻内智貴(筑摩書房刊)、製作総指揮:木下直哉、エグゼクティブプロデューサー:西尾武信、プロデューサー:亀石太夏匡・武部由実子・石田基紀、撮影:板倉陽子、美術:都築雄二・船木愛子、照明:木村匤博、録音:山方浩。配給:ギャガ、キノフィルムズ。

 ▼伊勢谷友介監督のコメント 「セイジ」役については、かねてより大変悩んだキャスティングでした。意思があり、そして独自の世界観を持っている事。西島さんは、独自の視点で役を自分に取り入れ、芝居の空気感においても独自の存在感があって役者としての意思を感じます。僕やスタッフ全員を頷かせるほど、キャラクターに真実味を与えてくれました。そして、「僕」役について。求めていたイメージは、まずプレーンである事。そして純粋さ。目の前の現況を映し出す、鏡のような存在でいて欲しいと思いました。森山君の名前があがった時、そのイメージにおいてもピッタリだと感じ現実を真剣に見つめている彼の姿勢は、とても大事な要素になっていて役に対するアイデアもいただき、「僕」を体現してくれました。
※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。