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KIQ調査、映画ファンがよく見るカテゴリーとは

【FREE】KIQ調査、映画ファンがよく見るカテゴリーとは

2023年02月22日
 映画業界のリサーチ・メディア「KIQ REPORT」(運営:KITT)は21日、映画ファンが「よく見る映画のカテゴリー」の調査結果を発表。コロナ前の2019年と昨年の2022年の「もっともよく見るカテゴリー」を比較したところ、「邦画アニメ」が19%→26%と如実に上昇。一方で「邦画実写」は39%→37%、「洋画実写」は34%→29%とそれぞれ減少した(「洋画アニメ」は3%でほぼ変化なし)。

 特に女性が顕著であり、「洋画実写」が31%→26%と低下した一方で、「邦画アニメ」は16%→24%と大幅に上昇した。

 また、鑑賞頻度別に見ると、ヘビー層(月に1本以上劇場で鑑賞)はほとんど変化が無かったが、ライト層(半年に1本程度)は、「邦画アニメ」が18%→27%と大きく拡大、「洋画実写」「邦画実写」は低下しており、ミドル・ライト層で邦画アニメの存在感が高まっている様子が窺える。

 この調査は、15歳以上の映画ファン(半年に1本以上劇場で映画を鑑賞する人)2万9613人を対象に、昨年12月19~26日に実施した。コロナ前の2019年は、1万3005人を対象に9月20~27日に調査した。
※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。