日活配給『ひとよ』が10月30日、東京国際映画祭特別招待作品としてEXシアター六本木で上映され、白石和彌監督が舞台挨拶した。
劇団KAKUTAの桑原裕子による同名舞台を映画化するに至った経緯を聞かれた白石監督は「原作の舞台を観た制作会社ROBOTの長谷川晴彦プロデューサーが心を撃ち抜かれて、『ぜひ白石監督とやりたい』とオファーをしてくれた」と振り返り、「母親が子供たちを守るために父親を殺すというショッキングなスタートだが、母親と子供の間や兄妹間の愛など普遍的なことを描いてる。そこからどう前に進んでいくかを描いている点が魅力的だった」と、作品の根底に流れるテーマについて熱くコメントした。11月8日(金)公開。