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『2001年宇宙の旅』19日発売、UHD視聴会

【FREE】『2001年宇宙の旅』19日発売、UHD視聴会

2018年12月12日
 ワーナー・ブラザース ホームエンターテイメントは、スタンリー・キューブリック監督不朽の名作『2001年宇宙の旅』の4K ULTRA HDを12月19日(水)に発売する。それに先駆け、LG社製77インチのテレビを使用したマスコミ向け視聴会が11日、東京・築地のドルビージャパン東京オフィスで行われ、ワーナー担当者が解説した。

 この日は、本編のうちいくつかのシーンをピックアップしながら上映された。ディスカバリー号の船内が映る場面では、「船内の白が綺麗に出ている。計器類も、(従来の)BDでは出ていなかった色鮮やかさがある」とし、HALの心臓部に潜入する部分をはじめとした赤みについても「HDRになり、赤のカラーパレットが増えて表現の方法が広がり、色々な赤が混在している」などと説明。「やはり今までリリースされていたものとは違う。当時としては綺麗に仕上がっていたが、このUHDと見比べると、(従来のものは)色が薄いなとか、明るさと暗さの幅がないと感じる。当時のモニターに合わせてグレーディングされたものと、今のものでは明らかに違う。計器の光や赤いライトが非常にくっきり見えるようになっていて、そこは見比べるとわかりやすいところだと思う」とUHD版の優位性についてコメントした。12月19日(水)発売。ブルーレイ版も同時リリース。
※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。