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第42回山路ふみ子賞贈呈式、濱口監督ら登壇

【FREE】第42回山路ふみ子賞贈呈式、濱口監督ら登壇

2018年12月04日
 第42回山路ふみ子映画賞の贈呈式が11月30日に東京新橋ヤクルトホールで行われ、作品賞にあたる山路ふみ子映画賞『寝ても覚めても』(ビターズ・エンド=エレファントハウス配給)の濱口竜介監督、同作・新人女優賞の唐田えりからが登壇した。

 芥川賞作家・柴崎友香による同名恋愛小説の映画化。同映画賞の受賞理由には、「瓜二つの容姿を持つ2人の男性と1人の女性の8年間にわたる愛の形を、独自の表現法により丁寧に描いた演出力に対して」とある。

 贈呈式で濱口監督は「とても光栄。緞帳が上がる前、席に案内していただいた時に『溝口さんこちらへ』と言われた。よく間違われるが、なんて嬉しい間違えだろう、とありがたい気持ち。もう一つの感謝は唐田えりかさんを見つけていただいたこと。本当にありがとうございます」と喜びを語った。映画賞初受賞となった唐田は涙を浮かべ、「瞬間瞬間に嘘のない女優になり、たくさんの人に映画を観ていただきたい」と抱負を語った。

※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。