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角川『聖の青春』、完成披露に松山・東出ら

【FREE】角川『聖の青春』、完成披露に松山・東出ら

2016年10月08日
左より森監督、竹下、松山、東出、安田 左より森監督、竹下、松山、東出、安田

 KADOKAWA配給『聖の青春』の完成披露試写会が5日、丸の内ピカデリーで行われ、森義隆監督、出演の松山ケンイチ、東出昌大、竹下景子、安田顕が登壇した。

 東の羽生、西の村山と称されながら、29歳で死去した実在の棋士、村山聖の一生を描いた話題作。村山を演じるにあたり、松山は「村山さんとお付き合いのあった方からお話を聞いたり、昔の映像を参考にした。それだけだとただのコピーになってしまうので、特に、病・死との向き合い方については監督とよく話し合い、内面から村山さんと向かい合った」と役作りについて語り、憧れていたという羽生を演じた東出は「撮影初日、ただ佇むというシーンがあったが、監督に芝居をするなと言われた。リアルというものが現場にはあったのではないかと。お芝居ってどういうことなのか考えながら、精神性を大事にして取り組んだ」と役への入り方を説明した。また、森監督は「村山さんに惚れた人達が集まって自然と出来上がった映画。今日から色んな人に広がって映画が大きくなっていければ良いなと思う」と作品のヒットを願った。11月19日(土)より全国公開。

※記事は取材時の情報に基づいて執筆したもので、現在では異なる場合があります。