【インタビュー】UーNEXT 堤天心社長に聞く
19時01分
動画配信サービス「U-NEXT」が、スポーツのライブ配信に力を入れている。2024年8月にはサッカー「プレミアリーグ」の独占配信を発表し、サッカーファンから熱い支持を集めた。
一方、今後はいよいよ音楽のサブスクリプションサービスも開始する運び。これにより、従来の映画やアニメ、ドラマ、バラエティといった映像エンターテインメント作品に加え、スポーツやアーティストのライブ配信、電子書籍、音楽まで1つのアプリで楽しめるサービスとなる。
会員数は2月末時点で466万人まで増加。GEMパートナーズが2月末に発表した推計によると、2024年の定額制動画配信サービスの国内市場におけるサービス別シェア(消費者が支払った金額)では、U-NEXTが17・9%(前年比2・7pt増)で首位のネットフリックス(21・5%)を猛追する。
多岐にわたる取り扱いコンテンツがそれぞれ高稼働し、多様な客層の取り込みに成功したことで、明らかに好循環に入っている同社。今後はどのような成長戦略を描いているのか。堤天心代表取締役社長に聞いた──。
【エンタメ・トピックス】東映東京撮影所、VPスタジオのお披露目会
18時17分
東映は5月22日、東京撮影所でバーチャルプロダクションスタジオのお披露目会を開催した。国内最大級のLEDウォールを誇る同スタジオは2023年12月から稼働していたが、公式的なお披露目は今回が初。この日以外にも会を数回設け、多くの制作関係者が足を運んだ。
【インタビュー】東映の国際企画戦略部、第1号作品は日台米合作『Dear Stranger』
18時38分
東映配給の日本×台湾×米国合作映画『Dear Stranger/ディア・ストレンジャー』が、9月にTOHOシネマズシャンテほかで全国公開されることが決まった。
日本の西島秀俊と台湾のグイ・ルンメイが主演。真利子哲也監督がメガホンをとり、2024年11~12月に多国籍のスタッフが集結してオールNYロケを敢行したという作品。息子の誘拐事件を発端に夫婦の抱える秘密が浮き彫りになるヒューマンサスペンスだ。
この国際色豊かな映画を手掛けたのが、真利子哲也監督所属の株式会社ロジと東映の国際企画戦略部。東映は海外展開を視野に入れた作品作りに着手しており、昨年4月に国際営業部内に「企画戦略室」を新設。社内のプロデューサー数名が同室に異動したほか、外部からもプロデューサーが参画した。また、コンテンツ事業部門の一部だった国際営業部を、今年4月には「国際事業部門」(国際営業部、国際企画戦略部の2部で構成)に昇格させるなど、国際事業に本腰を入れている。