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レポート:TOKYO FMら福岡ユビキタス特区実験視察

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レポート:TOKYO FMら福岡ユビキタス特区実験視察

2010年04月05日
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■西鉄バス内デジタルサイネージ実験

 西鉄バス(2路線、3車両)の車内運転席後部に20インチのデジタルサイネージ(電子看板)を設置し、福岡市の公共情報や読売新聞提供のニュースコンテンツなどを表示。こちらもマルチメディア放送電波でIPパケットを配信するIPDC技術を使い、移動するバスに向けて一斉に配信するシステムを構築した。世界有数のバス路線網を持つ西鉄バスならではの取り組みで、期待されている。

  



■福岡タワー送信所見学
 
 送信機(下写真)には米・Axcera社製をISDB-T方式に特別仕様で採用。日本製に比べ低価格(約5千万円)で納期も早いが、納入後のメーカーからのフォローが無いという課題もある。
  

 マスター(主調整室=右写真)は色々なメーカーの機器を組み合わせて構成することで、各機器の性能を最大限に活かし、多様なサービスに対応できるよう工夫。東京・半蔵門のTOKYO FM本社から遠隔操作もできるようになっているという。

 ↓ユビキタス特区無線局免許状
  

 せっかくなので、展望室からの福岡一望の景色をどうぞ。
  




■「つぶやきラジオ」

 通信を利用したリスナー投稿型サービスの実験。FM福岡のサイマル放送中の番組に対しての感想や意見などを通信経由でリスナーが書き込み、その投稿をデータ放送上にリアルタイムで表示させる。従来の視聴するだけの放送サービスとは異なり、リスナー自身が情報発信に参加して、他のリスナーとコミュニケーションが取れるインタラクティブな放送サービス。記者も早速つぶやきを投稿。

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