特集:最先端IT・エレクトロニクス総合展「CEATEC JAPAN 2009」
2009年10月14日
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●マルチメディア放送ビジネスフォーラム 2011年以降に開始されるVHF-LOW帯を利用した携帯端末向けマルチメディア放送の展示、デモンストレーションを実施した。
■5.1chサラウンドラジオ放送 「携帯端末向けマルチメディア放送」の技術報告書で全ての方式に盛り込まれたMPEGサラウンドを採用。会場に車を配置して、ドライブ中の車内を高音質サラウンドで楽しむ新たなミュージックライフスタイルを提案した。
■フォトスタンド型マルチメディア放送受信機 (株)バイテックによる参考出展。マルチメディア放送とワンセグ放送に両対応した受信システムを構築し、今後規格化されるマルチメディア放送の多彩なサービスにもソフトウェアを追加することで対応可能。
■携帯電話向けコンテンツ有料ダウンロード放送 福岡ユビキタス特区マルチメディア放送実験試験局で実証実験中の、放送番組に連動したコンテンツの有料ダウンロードサービスを展示。番組に連動して、着うたフルやビデオクリップを放送波でダウンロードでき、希望するユーザーは後から鍵だけを通信経由で購入して再生することができる。
●CEATEC TV on acTVila 今回の会場の模様を、一般のインターネット回線によるデジタルテレビ向け映像配信サービス「アクトビラ」を通じて高画質ハイビジョン映像でライブ配信。速報映像や過去のCEATECのダイジェスト映像は10月23日まで配信する。
■ライブ配信システム(遅延時間約5秒)
撮影 → リアルタイムエンコーダー(右)→IP変換装置(左) ↓
→ ライブ配信サーバー → 受信
●IPTVフォーラム/放送通信連携サービス IPTVサービスに関連する標準化作業を進める同フォーラムは「テレビにネットをつなごう」をテーマに展示。近未来のサービストライアルとして、放送中の番組に関連した様々な映像コンテンツや、過去に放送した番組などを、データ放送画面から簡単なリモコン操作でダウンロード・VOD視聴できるという、放送通信連携サービスのプロトタイプを公開した。
●NTTコミュニケーションズ/
テレビ向け雑誌・新聞配信トライアル テレビでの雑誌・新聞紙面の高精細画像表示を実現。最新版紙面の閲覧が可能で、新聞のニュース読み上げ機能や新聞紙面イメージの拡もできる備える。また、直感的なリモコン操作によるテレビ向けに最適化されたユーザーインターフェイスとなっている。
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