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特集:「第21回東京国際映画祭」

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特集:「第21回東京国際映画祭」

2008年10月20日



ジャパン・ロケーションマーケット2008セミナー
ジャパン・フィルムコミッション設立発表会 (in六本木ヒルズ 10/21)

  経済産業省、(財)日本映像国際振興協会(ユニジャパン)主催「ジャパン・ロケーション・マーケット(JLM)2008」のJLMセミナーが10月21日、東京・六本木アカデミーヒルズ49階・タワーホールで開催され、第二部で全国フィルム・コミッション連絡協議会(JFCPC)主催「ジャパン・フィルムコミッション(JFC)設立発表会」が行われた。
 2009年4月に発足するJFCは、国内のFC事業の活性化だけでなく、これまでなかった海外からの日本全体のロケーション窓口となる唯一のFCとなる。国内の撮影環境の整備や撮影支援ネットワークの強化に力を入れると同時に、海外からの撮影誘致やロケサポートを行っていくための今後の展望などが発表された。
 冒頭、JFCPCの田中まこ副会長が、「日本に最初にFCが出来て9年目。はじめは根付くのか不安もあったが、今では地域の活性化、ブランド作りに貢献し、気がつけば100以上のFCが全国に設立されていた。映画やドラマ、CMなどの大半がFCの支援を受けて作られており、海外からもロケをしたいという要望が出ていたが、その為にはもっと各FCスタッフのスキルアップを図るべきではないかという声も多かった。そこで、JFCPCの次のステップとして、日本全域をカバーする組織として前進しようと、新たなチャレンジとなるが、環境改善に取り組み、映画産業の発展、映像文化の向上を目指して、みんなで力を合わせて頑張っていきたい」と力強く挨拶。JFC設立への経過と事業内容などについてJFCPCの前澤哲爾専務理事が説明を行った。
 続いて、JFC設立委員会議長に就任した寺脇研氏(京都造形芸術大学教授)が登壇し、「日本で初めて劇映画が作られて今年でちょうど100年になる。JFCが機能すれば、自分たちの町が『映画の街』だと思うようになると思う。街づくりの場となると同時に、21世紀の新しい映画文化の発信源となっていくのではないか。JFCは行政との新しい関係の一つのモデルケースになる」と展望を語った。
 JFCは来年4月1日付で設立されるが、様々な問題・改善点をクリアして、来年6月に第1回総会を開きたいとしている。


特別招待作品
「櫻の園」イベント (in六本木ヒルズ 10/21)

 第21回東京国際映画祭・特別招待作品、松竹配給「櫻の園」のイベントが21日夜、六本木ヒルズアリーナで行われ、出演の福田沙紀、寺島咲、杏、大島優子、はねゆり、武井咲、柳下大が登壇した。
 本作は、1990年に中原俊監督が映画化し、日本アカデミー賞優秀作品賞をはじめ、その年の映画賞を多数受賞し話題となった作品を、再び中原監督がリメイクしたもの。イベントが開催されたアリーナにはピンクカーペットが敷かれ、その前にスクールバスが到着。中から制服姿の福田らキャストが登場し、唯一の男性キャストである柳下にエスコートされて舞台に登壇した。また、ゲストとして人気お笑いコンビのハイキングウォーキングも登場。全員で「彼氏の浮気は許せるか?」等のテーマについてトークセッションを行った。映画は11月8日(土)、丸の内ピカデリー2ほか、全国ロードショー。

(全文は10月23日付【文化通信速報映画版】に掲載)


特別招待作品
「センター・オブ・ジ・アース」舞台挨拶 (in六本木ヒルズ 10/21)

 特別招待作品、ギャガ配給「センター・オブ・ジ・アース」の舞台挨拶が21日夜、TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われ、吹替えを担当した沢村一樹、入江甚儀、矢口真里、特別ゲストのディラン・マッケイ(なだぎ武)が登壇した。
 本作は、冒険SFの父ジュール・ヴェルヌの有名小説「地底旅行」を全編フル3Dで実写化したもの、全米では興収1億ドルを突破するヒット作品となっている。沢村は本作を観る上で、「ビックリするシーンがいくつもあるので、どっちに避けるかをあらかじめ考えておいた方がいいです」と観客にアドバイスした。映画は10月25日(土)、TOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国ロードショー。

(全文は10月23日付【文化通信速報映画版】に掲載)


シネマ・ヴァイブレーション
「ヤング@ハート」ティーチイン (in六本木ヒルズ 10/22)

 第21回東京国際映画祭のシネマ・ヴァイブレーション部門作品「ヤング@ハート」のティーチインが22日昼、TOHOシネマズ六本木ヒルズ行われ、スティーヴン・ウォーカー監督が登壇した。
 本作は、アメリカ、マサチューセッツ州で82年に誕生した平均年齢80才のロックンロール・コーラス隊「ヤング@ハート」を追ったドキュメンタリー作品。07年ロサンゼルス映画祭の国際映画部門観客賞を受賞するなど、各映画祭で高い評価を得ている。撮影は1年半ほど前に行われたが、ウォーカー監督は「撮影終了の時に生きていたメンバーは今も全員元気で、新メンバーも7~8人います」と報告。撮影前から長い間彼らに密着してコミュニケーションを図り、「メンバーの中には撮影中に亡くなった方もいたが、みんな死ぬ瞬間まで人生を謳歌していた。彼らを見ることは大きなインスピレーションだった」と感想を語った。配給はピックス、11月8日(土)、シネカノン有楽町2丁目、渋谷シネ・アミューズほか全国ロードショー。

(全文は10月23日付【文化通信速報映画版】に掲載)


コンペティション部門
プラネット・カルロス」記者会見 (in六本木ヒルズ 10/22)

 コンペティション部門作品「プラネット・カルロス」(ドイツ作品)の記者会見が22日午後、六本木ヒルズのムービーカフェで行われ、アンドレアス・カネンギーサー監督、出演のマリオ・ホセ・チャベス・チャベス、キルステン・クフンハルトプロデューサー、撮影のステファン・ファルッチが出席した。
 13歳のカルロスは、ニカラグアの貧民街に暮らしている。彼の一番の願いは、ヒガントーナのグループの詩人になること。カルロスは海外から給付金を得ることを目指して自分のヒガントーナ・グループを作る。しかし、給付金を得ることができないことが判明し、カルロスは責任という大きな課題に直面することになる―。弱冠14歳のマリオ(カルロス役)は将来についての質問に、「もちろん俳優をやりたい。けど、まずは勉強して博士になりたいんだ」と目を輝かせた。

(全文は10月23日付【文化通信速報映画版】に掲載)


日本―香港 コンテンツ・コラボレーションセミナー (in六本木ヒルズ 10/22)

 香港貿易発展局、ユニジャパン主催「日本‐香港 コンテンツ・コラボレーションセミナー~大中華圏市場進出に向けた日港協力モデルを目指して~」(共催:経済産業省)が22日(水)、東京・六本木アカデミーヒルズ49階・タワーホールで行われた。
 昨年、返還10周年を迎えた香港の映画・エンタテインメント産業は、香港映画のリメイク版がアカデミー賞を受賞するなど海外からの注目度も高く、更には「経済貿易緊密化協定(CEPA)」のもと、巨大な中国本土マーケットへの優先的参入権が与えられている香港は、世界中のエンタメ業界から、大中華市場への窓口として大きな関心を寄せられている。本セミナーでは、アジア、特に香港のコンテンツ・エンタメ産業に関する最新情報を提供すると共に、中華圏への事業展開を目指す日本の企業に向けて、香港を活用した新たなビジネスモデル構築の提案がなされた。日本・香港のビジネスの第一線で活躍中の講師陣を招き、日本コンテンツのリメイクを始めとする香港機能の具体的活用法や、香港政府が映画産業活性化のために3億香港ドル(約42億円)を拠出して設置した「香港映画発展基金」の案内と事例を紹介した。

(全文は10月24日付【文化通信速報映画版】に掲載)


特別招待作品
「ラブファイト」ファンキーモンキーベイビーズライブイベント (in六本木ヒルズ 10/22)

 第21回東京国際映画祭・特別招待作品、東映配給「ラブファイト」のファンキーモンキーベイビーズライブイベントが22日夜、六本木ヒルズアリーナで行われた。
 本作は、日本映画界期待の新星、林遣都と北乃きいがW主演し、大沢たかおが初プロデュースした青春ラブストーリー。まきの・えりによる原作「ラブファイト 聖母少女」(講談社文庫・今秋発売)を、「ミッドナイト イーグル」の成島出監督が映画化。いじめられっ子の稔(林)と、ケンカが特技のパワフル美少女・亜紀(北乃)の、不器用にして一筋縄にいかないラブストーリーを軸に、2人のボクシングへのひたむきな情熱、拳をぶつけあうことで成長していく姿が描かれる。
 イベントでは、まず初めに主題歌「希望の唄」(DREAMUSIC/11月5日(水)発売)を歌うファンキーモンキーベイビーズが登場。ボーカルのファンキー加藤が「人と人との繋がり、感謝の気持ちを感じて頂けたら嬉しい」と話し、3000通の応募から選ばれた300名のファンに主題歌を披露した。映画は11月15日(土)、新宿バルト9ほか全国ロードショー。

(全文は10月24日付【文化通信速報映画版】に掲載)




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