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東北新社他「牙狼~」、小西遼生“映画館の大画面で見てもらいたかった”

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東北新社他「牙狼~」、小西遼生“映画館の大画面で見てもらいたかった”

2010年10月30日

「牙狼〈GARO〉」.jpg


 東北新社/ゴー・シネマ配給「牙狼〈GARO〉~RED REQUIEM~」の初日舞台挨拶が10月30日午後、新宿バルト9のスクリーン6(405席)で行われ、雨宮慶太監督、キャストの小西遼生、松山メアリ、倉貫匡弘、原紗央莉、中尾彬が登壇した。

 同作品は、日本初の全編フルデジタル3D映画。太古より人間の邪心に憑依し、その生命を喰らい続ける魔獣ホラーと、魔戒騎士・冴島鋼牙らの戦いを描いたアクション・エンタテインメント。

 キャストは全員、劇中の衣装で登場。TVシリーズから主演を続ける小西遼生は満席のファンの歓声を受け、「TVシリーズをやっているときから、映画館の大きな画面で見てもらいたい思いがあった。時間がかかったが、3D映画となって皆さんに見てもらえて嬉しい」と牙狼〈GARO〉シリーズの映画化に感無量のひと言。

 ヒロインの松山メアリは劇中衣装について、「デザイン段階では長いパンツだったのに、ショートパンツに変更されたと知ってアセった」と、普段は脚を出す機会が無かったため危機感を感じたとのこと。倉貫匡弘は「牙狼〈GARO〉シリーズを見てCGと合成が凄いと思い、演じるには想像力が必要だと改めて感じた」と、この作品に出演した際の心境を語った。

 原紗央莉はボディを露出したセクシーな衣装で登場。悪役の魔鏡ホラー・カルマを演じた原は、映画を見終わった観客に対し「たくさんの人を犠牲にして、すみませんでした」とコメント、場内から笑いが起こった。中尾彬は自身初の3D作品出演について「俺がスクリーンから飛び出したら、まるで土佐犬じゃないか」とユーモアを交えて語り、「監督の指示どおり動いたのは40年ぶり」と通常の映画やドラマとは違う3D撮影での苦労を滲ませた。

 この画期的な3D映画作り上げた雨宮慶太監督は「『牙狼〈GARO〉』のファンに支えられ、この作品ができたと思う。また、このシリーズはスタッフ・キャストにも支えられた作品です」と語り、台風が近づく雨模様にもかかわらず、訪れてくれた観客たちに感謝を述べた。

 「牙狼〈GARO〉~RED REQUIEM~」は、全国の3D映画館でロードショー中。



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