「仮面ライダーW」、“とうとうなったか”と松岡充に先輩・吉川晃司から激励

　30歳以上のロックミュージシャンが続々ライダー出演か!? 東映配給「仮面ライダーW FOREVER AtoZ/運命のガイアメモリ」の初日舞台挨拶が9日、丸の内TOEIで行われ、本作で仮面ライダー初出演となった松岡充(38)が、同年代のロックミュージシャンに今後のライダー作品への出演にエールを贈った。

　ロックバンドSOPHIAのボーカル・松岡は、本作に“最凶”の仮面ライダー「仮面ライダーエターナル」役として登場する。子供の頃からライダーファンだったという松岡だが、共演の桐山漣(25)、菅田将暉(17)ら若手と比べ、38歳にして出演オファーがあったことについて「このタイミングで遅くね!?と思った(笑)」と当時の複雑な心境を告白。ただ、「最初はそう思ったけど、設定を色々聞くうちに、僕でもやらせて頂けそう」と思い直し、「昭和の仮面ライダー世代として胸を張ってやろう」と心に決めたと語った。

　また、本作出演の決定後、先輩ミュージシャンで、やはり仮面ライダーに出演経験のある吉川晃司(44)(※『仮面ライダー×仮面ライダー W&ディケイド MOVIE大戦2010』に出演)から松岡に連絡があったことを明らかにし、「『とうとうなったか』と言われました(笑)撮影中には『近々(一緒に)メシ食おう』というメールも来ました」と、仮面ライダー仲間として盛り上がったことも報告。また「ここから先、(自分の演じた役どころは)ミュージシャン枠になるんじゃないかな?」と東映に投げ掛け、「30歳以上のロックミュージシャン、いけるぞ、頑張れよ!」と、同年代の仲間によるライダー出演に期待を込めた。

　初日舞台挨拶にはそのほかに坂本浩一監督、桐山、菅田、山本ひかる、木ノ本嶺浩も出席した。同時上映は「天装戦隊ゴセイジャー エピック ON THE ムービー」。(右上写真=左より坂本監督、木ノ本、松岡、菅田、桐山、山本。特製巨大団扇で大ヒット旋風を祈願した)