東宝「ハナミズキ」、モチーフ曲を合唱するサプライズプレゼント
2010年08月21日
東宝配給「ハナミズキ」の初日舞台挨拶が21日、東京のTOHOシネマズ日劇2で行われ、主演の新垣結衣、生田斗真、向井理、土井裕泰監督が客席後方扉より客席の間を通って登壇すると大きな歓声が飛んだ。(右写真、左から新垣、向井)
ガッキーは「これまでも試写会などで舞台挨拶はしてきましたが、今日は初日ということで緊張しています。楽しんでもらえたら嬉しいです」、生田は「ボク自身も大事にしたい作品になりましたので、皆さんもこの作品を愛して下さい」、向井は「長い撮影期間を経て、今日こうしてお披露目出来て嬉しいです。今日から沢山の人に見て頂いて、自分たちの作品から皆さんの作品になって欲しい」、そして、土井監督は「長い撮影期間をかけて、四季を追いかけて、みんな大変な思いをして作った作品なので、この場に立てて嬉しく思っています」とそれぞれ挨拶した。
そして、MCからの無茶ぶりで生田と向井から劇中のセリフをガッキーにプレゼントすることになり、なぜか生田は向井が演じた役のセリフである「結婚しよう!」を送り会場の笑いをとると、向井も自らの「結婚しよう!」というセリフをプレゼント。それに対してガッキーはハニカミながら「ありがとう」という言葉を返した。
さらに、土井監督よりキャスト陣にハナミズキの花言葉「返礼」、感謝の気持ちを込めて花束が贈られ、観客もハナミズキパネルを一斉に持ち、700人近い会場全体でこの作品のモチーフとなった曲、一青窈の「ハナミズキ」を合唱。ガッキーは目を潤ませながら、「いろんな思いが込み上げて来ました。改めて、『ありがとう』という言葉を送りたいと思います」と返礼し、ジリジリとした暑さが続く夏の最中、会場はホンワカした雰囲気に包まれた。
最後に、客席をバックにフォトセッションを行い、会場に再びハナミズキの花が満開に咲いた。