松竹「BECK」、総勢10名が登壇、会場は超満員
2010年09月04日
松竹配給「BECK」の初日舞台挨拶が4日、丸の内ピカデリー1で行われ、堤幸彦監督、キャストの水嶋ヒロ、佐藤健、桐谷健太、忽那汐里、中村蒼、向井理、カンニング竹山、倉内沙莉、松下由樹の総勢10名が登壇した。
同作品は、累計発行部数1500万部を超えるハロルド作石の大人気・青春音楽コミックを、「20世紀少年」シリーズの堤監督、そして超豪華キャストで実写映画化した話題作。
水嶋は「映画を企画し、製作したスタッフの皆さんは格別の想いを込めて、今日という日を迎えられたんだと思います。実現するまでに費やした期間は、約4年だそうです。自分自身の俳優人生が約5年なので、そう思うと、頭が上がらないというか、大変感慨深い気持ちでいっぱいです」と挨拶し、本作に関わった多くのスタッフの思いを代弁した。
スタッフを代表する形になった堤監督は「長い時間をかけてやってきて、こうして皆さんにお披露目ができて、とても幸せです。私事ですが、コユキ(佐藤)が劇中で持っている黄色いギターは、私が初めて買ったギターと同じもので、運命を感じています。もし、この映画を気に入っていただけたら、お友達・ご家族と一緒に是非とも映画館へ。多くの方に勧めていただけたら嬉しい」と述べた。
本作の主演であり、バンドBECKのリーダー・竜介役を演じた水嶋に対して、他のBECKメンバー4名がメッセージを贈る場面も。
佐藤「個人的なメッセージになってしまいますが・・・また共演して下さい!」
桐谷「ちょー好きです(会場笑)。また共演して下さい。クールに見えますが、本当に熱くていい男です」
中村「こうして9月4日を迎えられたのも水嶋さんのおかげ。僕は初対面の方が多かったのですが、水嶋さんが、気さくに話しかけて下さった」
向井「ここでこういうこと言うのも恥ずかしいので・・・あとでメールします(笑)。でも本当にリーダーとして、作品だけでなく、現場も引っ張っていってくれたので、僕らもヒロじゃなければ、ここまで結束できなかったと思います」
メンバーの自分へのコメントに、「変な汗が出ている」という水嶋は「気に入っていただけた方々には『BECK』の輪を作っていただきたい。やがて日本全国にその輪が広がっていけばいいなと思います」と語り、超満員で大盛り上がりとなった初日舞台挨拶を締め括った。