新オフィスレポート第2弾:WOWOW新本社内覧会
2008年12月04日
新しい器で新しい放送文化を育てていく! 2フロア化で社員間コミュニケーションを促進
120インチ5・1chサラウンドのシアタールーム
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新しい器で新しい放送文化を育てていく! 2フロア化で社員間コミュニケーションを促進 120インチ5・1chサラウンドのシアタールーム WOWOWは12月4日、新本社オフィス(12月8日業務開始)の内覧会を開催した。オフィスは、東京・赤坂のTBS放送センター横に位置する、赤坂パークビル20・21F。これまで課題だった社員間のコミュニケーションの促進を解決させるため、7フロアから2フロアに集約。部門間の壁を解消し、仕切りもガラス張りにするなど、視覚的にも開放的な「見えるオフィス」を表現した。
同時に行われたオープニングパーティで、和崎信哉社長=
上写真=は「WOWOWは、2011年を目指し、移転を契機に社員の意識・働き方を変え、もう一度生まれ変わる。世界経済が不安な今こそ、視聴者を元気付ける上質なエンタテイメントを提供するという思いで、社員一同進んでいきたい。新しい器に移るだけでなく、この器で新しい放送文化を育てていく」と強い決意を述べた。
今回の「エンタメ・トピックス」は、この新オフィスを、毎日放送東京支社に次ぐ「新オフィスレポート第2弾」として、写真を交えながら紹介していく。
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受付をはじめ、来客スペース(ゲストエリア)のデザインを手掛けたのは、サンフランシスコに本部を置く、ゲンスラー・アンド・アソシエイツ・インターナショナル社。日本では赤坂Bizタワーの博報堂、EMIミュージックジャパンなど、エンタテイメント系会社のオフィスを多く手掛けている。今回は「5年10年経っても古さを感じさせない空間」を意識。設置するファニチャーや壁面素材は、シンプルかつスタイリッシュなものを採用している。
受付にはテレビモニターを設置。WOWOWが誇る数々の作品のDVDも展示している。
仕切りを無くし、端まで見渡すことのできるオフィスフロア。20Fは編成・制作・営業・技術が一同に会して業務に当たれるようになった。各部署のコラボレーションによる新たなアイデアの誕生が期待される。
役員ブースなどの個室はガラスで仕切ることにより、社員と経営部門が話しやすい環境を実現。会議スペースも同様で、通りかかった人がそのまま急遽会議に参加する…といったシチュエーションも可能となった。
高さは約80mで、景観も抜群。TBS放送センターも間近に見える。
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