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インタビュー:TBSラジオ&コミュニケーションズ
       杉崎友成事業局事業部長

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インタビュー:TBSラジオ&コミュニケーションズ
       杉崎友成事業局事業部長

2012年01月18日

「らじこん」音声コンテンツ有料配信ポータルサイト

 音声オンデマンド配信の市場拡大を!


TBSラジオ 杉﨑友成事業部長_2.jpg




 音声コンテンツ有料配信ポータルサイト「らじこん」(http://www.radi-con.com/)は2010年4月に開設、以来、多くのユーザーの支持を得て順調に利用者が増えている。ラジオ番組はじめ多彩な音声コンテンツを提供し、現在コンテンツ数は、無料コンテンツ含め150近くに拡充、2500エピソード(ファイル数)を超える。映像コンテンツのオンデマンド配信と同様、音声コンテンツのオンデマンド配信のニーズに応えるとともに市場拡大を図るのが狙い。TBSラジオが運営しているが、系列を超えて全国のラジオ局に参加を呼び掛け、コンテンツ提供する放送局が増えている。放送後の音声コンテンツの2次利用に各局が注目し始めているからだ。今年4月で3年目を迎える「らじこん」。今後の展開について、TBSラジオ杉崎友成(※)事業局事業部長=写真=に話を聞いた―。

 (※)杉崎氏の『崎』の字は、正しくは『たちざき』です。





音声2次利用に注目!系列超えてラジオ局続々参加

 ――「らじこん」の現在の状況を聞かせて下さい。

 杉崎 コンテンツ数は1月16日現在で139コンテンツ、2760エピソード(ファイル数)揃いました。開設当初は、主にTBSラジオの番組やオリジナルコンテンツをラインナップしている程度で、コンテンツの数は少なかったのですが、ここにきて急激に増えてきました。全国のラジオ局にコンテンツ提供を呼びかけて、これまでCBCラジオ、和歌山放送、IBC岩手放送、秋田放送、ラジオNIKKEIが参加していますが、新たに昨年12月にRKB毎日放送、今年1月にRFラジオ日本が参加しました。やはり、テレビのオンデマンド配信の流れが、ラジオ・音声コンテンツにも出てきたのだと思います。そういう意味では、まだまだこれからですが、今後各局のアーカイブ含めコンテンツは増えてくるだろうと思います。放送エリアだけでなく、全国のラジオファンの接触機会を増やせるメリットがありますので、各地のラジオ局や音声コンテンツ・プロバイダーの方々に、課金プラットフォームである「らじこん」の活用を引き続き呼びかけていきたいと思います。
 来期2012年度の目標としては、コンテンツ数は現在の2倍、300コンテンツに拡充したいと考えています。エピソード数で言えば6000~7000ぐらいに。将来的には1万エピソード数に増やしたいですね。




60万ダウンロード突破!既に初年度黒字化達成

 
――利用状況はいかがですか。

 杉崎 コンテンツのダウンロード数は昨年9月末で50万ダウンロードを突破しました。パソコンでの配信数が12月末で61万3167ダウンロードです。年別にみると、サイト開設からの1年間が27万1389ダウンロード、昨年4月からの半年間で25万1274ダウンロードと、2倍近い推移で増えました。利用ユーザーは、30代と40代の方が約8割を占めて多いです。30代が3割以上、40代が4割以上。男女比ではおおよそ75%:25%の割合です。TBSラジオの番組では、深夜番組「JUNK」や、「久米宏ラジオなんですけど」内コーナー「スポットライト!!」、TBS女子アナによるオリジナルコンテンツ「女子アナウンス部御中」など人気が高い。
 「らじこん」事業としては、サイトの広告収入も含め、初年度で黒字化を達成しました。


 
――順調に推移している要因は。

 杉崎 「らじこん」を開設する前は、ラジオ局の総合的なコンテンツに対応したサイトがなかったこと。また、放送局運営の配信サイトはストリーム型が多い中で、「らじこん」はポータブルミュージックプレイヤーにコピー可能なダウンロード型を採用したことが支持を得ていると思います。それと、系列の枠を超えて、ラジオ各局の魅力あるコンテンツを積極的に配信して、コンテンツが充実し始めていることだと思います。パソコンだけでなく、昨年7月に「らじこん FOR ANDROID」を提供して、アンドロイドのスマートフォンでの利用者も増えています。iPhone向けも今後検討していきたいと思っています。




応募楽曲を有料配信「B.E.A.T project」

 ――昨秋から、バンドのオリジナル楽曲を募集して有料配信するという「B.E.A.T project」(http://www.radi-con.com/program/106
)をスタートさせましたね。

 杉崎
 アマチュアの方でも、バンドを組んだりシンガーソングライターとして楽曲を作って活動している人は多いですよね。CDを自主制作して自身で販売されたりしている。そういう方たちのために、課金型サイト「らじこん」を活用してもらおうと考えたものです。アマチュアの応募楽曲を有料でダウンロード販売し、その売り上げを応募者に分配金として支払うという画期的な仕組みなので、単なる投稿ものではありません。販売料金も応募者自身が設定します。その点がこの企画の大きな特徴でもあります。未発表曲のオリジナル楽曲であれば、プロ・アマ問わず、誰でも応募が可能です。応募された楽曲は審査した上で配信しますが、登録料や審査料など費用はかかりません。サイトにアップした楽曲は試聴できますので、気に入れば購入してもらうという流れ。当たれば相応の分配金が応募者に入りますので、是非ともたくさんの方に「らじこん」に楽曲を応募して頂きたいです。


 ――いまどれぐらいの楽曲が配信されていますか。

 
杉崎 現在13バンド以上、約45曲配信しています。月1回、応募楽曲の審査を行って随時アップしています。11月の応募分は12月中旬に審査して、13バンドの配信を決定しましたので、まもなく計23バンド70曲に増えます。目標としては100バンド・1000曲ぐらいに増やしていければと考えています。皆さん、個性ある楽曲ですので、楽しんで頂けると思います。

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