国際的な学生映画の祭典「第14回京都国際学生映画祭」が、11月19日(土)に京都シネマ(京都市下京区)で開幕する。世界の優れた学生映画が今年も京都に集まる。26日(土)まで1週間にわたり同所ほかで開催される。
メインプログラムとなるコンペティションには長編・短編両部門に国内外から全254本がエントリー。入選15作品が期間中に上映される。最終審査員はアニメプロデューサーの松倉友二氏、ドキュメンタリー監督の四ノ宮浩氏らが務め、最終日に京都文化博物館(京都市中京区)でグランプリなど各賞が発表される。
学生有志による映画祭実行委員会が今年掲げるテーマは“出逢い”。これまで難しかったコンペ入選監督の全員来場を実現。また、観客と監督らが直接交流できるスペースも設ける。ほか、地元・関西の学生映画作家の特集、実験的な映画音楽プログラムなど多彩な“出逢い”を演出し、学生映画の魅力をアピールする。
実行委員会広報部長の野口ひかりさん(同志社大3年)は「映画祭が様々な『出逢い』となることを目指し、日本最大の国際学生映画祭として実行委員一同力を合わせてより良い映画祭を作り上げ、皆様のご来場を心よりお待ちしております」とコメント。動員目標は昨年を上回る1300人だ。プログラム詳細などは公式サイトで。
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