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ギャガ「鈍獣」、“鈍獣ワールド”が舞台挨拶でも炸裂!

THE 初日舞台挨拶!

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ギャガ「鈍獣」、“鈍獣ワールド”が舞台挨拶でも炸裂!

2009年05月16日
ギャガ・コミュニケーションズ配給「鈍獣」の初日舞台挨拶が5月16日(土)、渋谷のシネクイントで行われ、細野ひで晃監督、出演の浅野忠信、北村一輝、ユースケ・サンタマリア、南野陽子、佐津川愛美、ジェロ、そして脚本を手掛けた宮藤官九郎が登壇した。

 本作は、04年演劇界に衝撃を与え、岸田國士戯曲賞を受賞し伝説となった宮藤の舞台を映画化したハート・ボイルド・ミステリー。初日一回目を鑑賞した満席の観客の前に監督・出演者、宮藤が登壇すると、大きな歓声が沸き起こり、作品への満足度の高さをうかがわせた。

 まず、登壇者が一人ずつ挨拶し、産休のため会場に来られなかった共演の真木よう子からのコメントも読み上げられた。真木は、「この作品は、私にとってチャレンジだったように感じます。今まで演じたことのない役でしたが、皆さんに助けてもらって演じる事が出来ました。ステキな作品に参加できて良かったです。見る人それぞれの見方が出来る作品だと思います」とした。

 数多くの広告賞を受賞する映像クリエイター細野監督は、「5年前にパルコ劇場で原作の舞台を見ていたので、こんな素晴らしいキャストとスタッフによる映画化の監督を出来たと思うと、今日は率直に感無量です」と感想を述べた。

 脚本を映画用に練り直したという宮藤は、「両方見てもらえばわかると思うが、見た後の感じ方が違うと思う。後味が悪いですよね、午前中から見る映画じゃないと思う(笑)。でも、なんかわからないけど爽やかな気持ちになると思います」と、宮藤ワールド節を展開。

 浅野は、「今日、自分はどういうテンションでこの場に立てばいいのかわからなかった。改めてとんでもない役をやったんだと実感しています」と打ち明けると、
 
 ユースケがお得意の話術で会場を盛り上げ、一番お気に入りのシーンはとの問いに、「全部といいたいところだが、それでは芸がないので、強いてあげるとすれば、(真木)よう子ちゃんの胸を揉みしだくところかな(笑)。官九郎さんが監督した『少年メリケンサック』でも主演の宮﨑あおいちゃんの胸を揉む役だったので、官九郎さんはボクに揉ませたがるんですよ」と言うと、
 宮藤は「それが条件でこの作品にも出てもらいました(笑)」と返し、ユースケは「次も是非お願いします!」と懇願。チームワークの良さを見せ付けた。

 最後のフォトセッションでは、真木の等身大パネルを入れて、スチール撮影。その後、ムービー用の絵作りとして、巨大クラッカーがキャストを挟み、細野監督、宮藤により大ヒットを祝って発射された。

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