ジョン・ウー監督「レッドクリフ PartⅡ-未来への最終決戦-」スタート
2009年04月10日
東宝東和+エイベックス・エンタテインメント配給「レッドクリフ PartⅡ-未来への最終決戦-」が4月10日(金)遂に全国公開され、公開を記念して、東京・有楽町のTOHOシネマズ日劇でジョン・ウー監督が初日舞台挨拶を行った。
金曜日平日初日にも関わらず同劇場はほぼ満席になり、女性を中心とした観客の「ジョン・ウー!」コールの中、「~PartⅠ」より前売り特典などで人気を博した「三国志」キューピーシリーズの孔ピー、周ピーと共に登壇した。ウー監督は、「日本で初日を迎えられて感激でいっぱい。パート2は、パート1を上回るスケールで、アクションだけでなく人間ドラマも描かれているので、必ず皆さんに支持してもらえてヒットすると思う」と力強く挨拶した。
ウー監督は、パート1とパート2合計で7回来日し、550媒体もの取材を受け、今回も4月1日に来日し、2日の大阪・道頓堀でのプレミアイベントを皮切りに10日間に及ぶプロモーションをこなした。数々の取材の中でも印象的だったのが、福岡での小学生2人からの取材で、鹿児島から来たという2人からの「日本で映画を撮らないのですか?」との質問に、「いずれ是非撮りたい。出来れば鹿児島で撮れたらいいね」と答えたという。実現すれば、日本でどんな作品を撮ってくれるのか、想像するだけでも今から楽しみだ。起用したい日本の俳優では、高倉健や小林旭、そして本木雅弘の名前を挙げ、今最も尊敬する監督は「おくりびと」の滝田洋二郎と述べた。
孔ピー(左)、ウー監督、周ピー(右)
最後に改めて、「日本の皆さん応援してくれてありがとう。これからも皆さんの期待に応えられるような映画を撮っていきたい」とし、観客に手を振った。舞台挨拶終了後も劇場ロビーで、「レッドクリフ」登場人物たちのコスプレをしたスタッフたちと写真撮影に応じるな