【FREE】『死んだ目をした少年』、プレイベント開催
2015年01月31日
古泉智浩氏の同名漫画を実写映画化した『死んだ目をした少年』(配給:『死んだ目をした少年』製作委員会)が完成。2月21日(土)よりテアトル新宿でレイトショー公開されるが、劇場公開を記念したプレイベントが2月8日(日)12時より、東京・新宿のネイキッドロフトで開催される。
映画は、淡々と過ぎていく毎日の中で、生きる意味を見出せないでいた思春期の少年の成長を描く、切ないけれど、なんだか可笑しい新世代の青春エンタテインメント。イベントは、原作漫画(青林工藝舎刊)についてや映画本編を観た感想に加え、作品内容にちなみ、登壇ゲストたちの過去の “こじらせた” 経験が今にどうつながっているのかなどを語るトークショーほか。ゲストは、原作者の古泉氏、監督の加納隼、映画文筆家の松崎健夫氏ほか、当日までに順次発表予定。チケット料金は前売り1500円、当日2000円(1ドリンク別)。
映画は、エンタテインメント業界紙を発行し60有余年の歴史をもつ文化通信社が、次世代の日本映画界を担う新しい才能たちを応援するという趣旨で企画、その思いに各社が賛同して製作された。監督には東放学園映画専門学校出身で、オムニバス映画『ヒカリエイガ』(13年)の一編『So‐Far』を手がけ高い評価を得た期待の若手・加納隼が抜擢され、同校出身の若手スタッフが結集した。
主演は、「からっぽ」(12年)、「告白」(10年)の演技で注目された清水尚弥。ヒロインを新人の紗都希が演じたほか、福井成明、福田航也、西井雅、後藤和歌菜、櫻井圭登、尾形駿一、葉山奨之、野沢大悟といった、これからの活躍が期待される若手キャストが競演。また、テレビや舞台でも活躍する高樹マリアが重要な役どころで出演している。
さらに、主題歌「とんがりヤング」を人気急上昇中のエレクトロラップユニット、Charisma.comが書き下ろしで提供。音楽は、三池崇史監督作品を数多く手がけている遠藤浩二が担当したのも話題となっている。撮影は昨年8月、栃木県の足利市の強力なバックアップを受けて行われた。
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