KADOKAWA配給『おやすみなさいを言いたくて』の公開記念トークショーが8日、東京・六本木のIMA CONCEPT STOREで行われ、漫画家のしまおまほ、父親で写真家の島尾伸三がトークショーを行った。
同作は、世界中の紛争地帯を取材で駆け巡る報道写真家のレベッカが、仕事をとるか、家族をとるか、葛藤しながらも自分の道を突き進んでいく姿を描く感動作。主演はジュリエット・ビノシュ。島尾は、主人公の行動の矛盾を指摘した上で「自己批判が含まれているのは、ヨーロッパ映画では珍しい。凄く良心的」と作品を高評価。しまおは「ラストがリアルでいい。ただ、感想を一言でいうのが難しい映画」と述べた。12月13日(土)より角川シネマ有楽町ほかで公開。